ワインに関する情報と高価買取のために把握しておきたい重要ポイント

1.ワインを売りたいお客様へ

ワインはブドウを原料にして作られるお酒の一つです。フランスのブルゴーニュ・ボルドーを始め、ヨーロッパを中心に高級ワインの産地が点在しています。一方でチリやスペインなど、手頃な価格のワインも多数生産されており、現在は日本も含めてほぼ世界中で生産されるお酒になっています。相場も確立されていますが、銘柄ごとの差が大きい点に注意が必要です。

2. ワインについての解説

ワインの製造工程で重要な段階が熟成です。長い時間をかけて熟成されていますが、その大半は樽を使用しています。樽と熟成期間、使用するブドウ品種によって風味が変わる特徴を持っており、評論家の高い評価を得ている銘柄も多数あります。

3. ワインの歴史

ワインの歴史はとても古く、紀元前7千年頃には作られていたという説もあります。その後はヨーロッパなど西洋を中心にワイン作りが広まり、現在に至る高級ワインの産地などが誕生しました。日本は21世紀に入りワイン製造が盛んになっています。

4. ワインの種類

日本でもおなじみのワインには様々な種類があります。白ワインや赤ワインなどが該当する「スティルワイン」、シャンパンでおなじみの「スパークリングワイン」、他にも「フォーティファイドワイン」「フレーバードワイン」が存在しています。それぞれの種類によって違いは非常に大きく、製造方法や用いられるシチュエーションなど、いろいろな部分が違います。たくさんの種類があり、各ワインによって買取査定時の注目度合いが異なりますが、また銘柄によっても買取査定額が変化します。

4-1.スティルワインについて

スティルワインは多くの日本人が馴染み深い種類のワインで、非発泡性であることが特徴です。その対極にあるのがスパークリングワインですが、共にワイン界を牽引している存在です。白ワインは皮が白いブドウの果実のみを用いて作られることが多く、お酒の色合いも赤ワインに比べて透明に近いです。シャルドネやリースリングが用いられることが多く、魚料理を食す際に好まれています。 赤ワインは一時期日本で大ブームを起こした種類で、白ワインとは逆に果実以外にも皮部分も製造の際に使用されます。メルローやピノ・ノワール、サンジョヴェーゼといった品種が使用されることが多く、肉料理の際に好まれています。 ロゼは白ワインや赤ワインに比べると耳慣れませんがピンクを表しています。作り方は赤ワインに似ており、上品で美しい半透明のピンク色をしたお酒です。製造法には一般的にマセレーション法が用いられますが、その他にもセニエ法や混醸法などもあります。 アイスワインの最大の特徴は強い甘みを感じられる点です。ワイン作りの際に氷結しているブドウを使っているので独特な不具合が現れ、酸味とのバランスも絶妙です。他のスティルワインに比べると希少性が高いと言われています。

4-2.スパークリングワインについて

スパークリングワインは炭酸ガスが一般的なワインに比べて多く含有しており独特の飲み口を実現させています。発泡性であることが特徴で、製造方法にはシャンパン方式などがあります。大きく分類して「シャンパン」「クレマン」「カバ」「スプマンテ」があり、それぞれ作られる国や特徴が異なります。 代表的なスパークリングワインのシャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られているもので、細かい泡が魅力です。重要イベントやパーティーでも用いられることが多く、日本人にも親しまれています。生産地域以外にもアルコール度数や製造方式などあらゆるルールが設定され、これらを満たすとシャンパンだと認定されます。 クレマンもフランスで製造されていて、作り方自体はシャンパンと同じです。上質なブドウを使用しており、熟練のスタッフがさわやかでドライな味わい深さを作り出しています。 カバは近年日本でも知名度が増しているスパークリングワインであり、スペインの一部地域にて作られています。使用されるブドウの品種にはチャレッロ、パレリャーダ、マカベオなどがあり、白ワインをとロゼワイン用で使い分けられています。 スプマンテはイタリアで作られていて、アスティが最も有名です。

4-3.フォーティファイドワインについて

フォーティファイドワインは酒精強化ワインのことであり、一般的なワインに比べてアルコールの度数が高いです。この種類のワインには有名なものが4つあり、「シェリー」「ポートワイン」「マデイラワイン」「マルサラワイン」が当てはまります。 シェリーはスペインで作られていて20以上の製法があることで知られ、スペインだけでなくその他様々な国で飲まれています。歴史は非常に古く現在使用されているブドウの品種はパロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルなどです。甘口のものもあれば辛口のものもあるので、アルコール度数が高いワインを好む多くの人にぴったりです。 ポートワインは発酵作業の段階でブランデーをまぜているためとても甘い味になっています。色は赤系と白系があり、特にルビー色のものはポルトガルの宝石と称されることも多いです。すでに700年近い歴史を誇り、ポルトガルが誇る代表的なお酒となりました。 マデイラワインはポルトガルで作られているワインであり、加熱処理してあるブランデーの使用など独自性溢れる製造方法を採用しています。 マルサラワインはイタリアで製造されていて、木でできた樽で作られているためワインの香りからはほのかに木のにおいが漂います。非常に上質で様々な香りを堪能できるワインです。

4-4.フレーバードワインについて

フレーバーワインはワインに蒸留酒や果汁を入れて製造されたお酒です。代表的なフレーバードワインには「ヴェルモット」「サングリア」「キール」があります。 ヴェルモットは白ワインが基本で、そこにかなり多くの香草を入れ、そのうえスピリッツを加えたものです。甘口のスイートヴェルモットと辛口のドライヴェルモットがあるので好みに応じた飲み方が可能です。 サングリアは日本の居酒屋やバーだけでなくスーパーやコンビニでも販売されているワインであり、柑橘類などの果汁などが含まれています。見た目的にも女性からも支持されており今後も人気は継続するでしょう。 キールはカシスを白ワインに含ませたお酒で、白ワインとカシスリキュールさえあれば自宅でも気軽に作れます。

5. ワインの代表的な銘柄

6. ワインの買取査定ポイント

ワインには白ワインや赤ワインに代表されるスティルワイン、その他にもスパークリングワインなどもありそれぞれ多種多様な銘柄のお酒があります。買取査定価格は銘柄によって異なるものの、保存環境や業者選び次第では高価買取も期待できます。

6-1.保存環境が買取価格に影響を及ぼす

ワインは様々あるお酒の中でも保存方法が難しく、環境によって味に大きな違いが出てきます。ワインセラーがある場合は最適な温度を維持しやすく、長い期間であっても品質を維持しやすいです。ワインセラーがない場合には、置いておく場所に注意しなくてはなりません。夏と冬では温度や湿度が異なりますし、光などの影響も受けてしまいます。少しの振動でもワインには大きな影響が与えられ、どんどんクオリティが落ちかねません。夏には冷蔵庫の野菜室を活用し、冬には一般的には冷蔵庫から出して暑すぎたり寒すぎない場所に置いておくべきです。 ワインセラーがない場合はボトルをそのまま保存するのではなく、光などの影響を受けにくいように紙などを巻き付けましょう。さらにコルクの乾燥を抑えるためにもコルク部分を覆うようにしてください。 こういった保存時の努力が買取査定金額のアップという形で実を結ぶはずです。

6-2. 劣化する前に売却することが大切

ワインは様々なダメージに弱いため比較的劣化が早く、商品としての価値を失いがちです。ですから少しでも早い段階で売却することも検討すべきでしょう。まだ中身のお酒やボトル、化粧箱などが劣化していないと高い査定価格が期待できます。劣化を判断するのは難しいのですが、常に所有しているワインの相場を確認し、上がってきた場合にはすぐに売り払うのもひとつの手でしょう。

6-3. 専門知識があり信頼できる業者を利用

お酒の買取を行っている業者の中にはワインに関する専門知識を有していないところも少なからずあります。多種あるお酒の中でもワインは種類の豊富さや銘柄の数が多いので査定が難しいです。ですから専門知識を有しており、なおかつ信頼できる業者を探して買取を依頼すべきです。状態によっても査定価格は変わるため、確かな判断能力や経験を持ち査定に当たるスタッフが在籍している業者の利用が望ましいです。せっかく高級でプレミア価格のついているワインを所有していても、専門知識がないと正しい査定価格帯で買い取られないこともあります。

7. ワインの取引相場価格

ワインは1本数百円~数千円程度で売れる銘柄も少なくありませんが、逆に数万円~数十万円で売却できる高級銘柄も多数あります。特に高値になっているのはロマネ・コンティで、ヴィンテージ次第では100万円以上の価格で取引されています。また、他にもフランスの5大シャトーやブルゴーニュワインなど、高級ワインは1本数万円での買取が期待できます。ヨーロッパ以外でも、スクリーミング・イーグルのように10万円を超える銘柄もあります。

8. ワインの買取についてのまとめ

数千年もの歴史を持つとともに、世界中で多様な銘柄が作られているのがワインの特徴です。オークションなどでの取引も盛んですが、安定した相場が確立されています。高級銘柄はプレミアが付き、ヴィンテージ次第で更に高騰する可能性もあります。大半の銘柄が高く売れますので、ワインを売りたい方は一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。