永楽(えいらく)を高価買取!中国の陶磁器の査定ポイントを徹底解説!

永楽を売りたいお客様へ

永楽を売りたいときは、焼き物の概要、どのような有名な品があるのかといった点を押さえておくことが重要です。永楽とは、中国の明朝で作られた青花(白地に藍色の模様の陶器)の一種です。動植物の模様のほか、立身出世など吉兆模様が描かれることが特長です。取引相場は、小さい茶道具のような作品でも10万円を超えます。 永楽様式の大事な陶器を、きちんと買取査定で評価してもらいましょう。

永楽についての解説

永楽様式とは、中国の永楽時代(1403年〜1424年)の間に景徳鎮官窯(けいとくちんよう)で製作された陶器のことをいいます。 日本にも永楽焼はありますが、こちらは京焼の一種で、全く違うことを意味するのでご注意ください。 永楽期と、のちの宣徳期との厳密な区別は不可能で、一緒に分類されることもあります。永楽期の焼き物の特徴は、白磁とコバルトが原料となった藍色の模様です。 白磁と、藍色の模様を入れるという技法(青花)が始まったのは宋という説と、元という説があります。 図柄については、鳥や植物といった自然の模様や、立身出世といったなんらかのおめでたい意味を持った吉祥の模様などがあります。全体として、余白の部分が多く取ってあるのでゆったりとした雰囲気です。

永楽の歴史

明の時代に入り、中国各地から集められた陶工たちが、景徳鎮官窯で次々と永楽様式の焼き物を製作しました。白磁に青い模様を描く青花という技法も発展していき、朝貢貿易で外貨を獲得するのに大変貢献しました。 ただ、初期の洪武と、そののちの永楽までは年款銘(作った時代を陶器の裏側に書くこと)がありません。宣徳期に入ってからも、年款銘は入れられるようになったものの必ず入るというわけでもないため、宣徳期なのか永楽期なのか厳密に分けることは難しいのです。 その後、宣徳期を経て成化期に入り、焼き物の主流は永楽様式や宣徳様式のような青花ではなく、五彩様式へと移っていたため下火になり、廃れてしまいました。

永楽の代表作や作者

青花花鳥文盤 (筑波大学蔵 重要文化財) 青花花鳥文水注 (大阪市立東洋陶磁美術館蔵) 青花花卉文盤 (根津美術館蔵)

永楽の買取査定ポイント

永楽の買取査定ポイントは、模様の精緻さが芸術品としての価値につながっています。大皿は元の時代によく作られていますが、本体が大きいだけに模様も細かくたくさん描いてあるので、価値が高くなる傾向にあります。 例えば石井コレクション、安宅コレクションなど、有名なコレクションは全体的に作品そのものが大きく見事です。 もし、割れてしまったというようなことがあれば、勝手に接着剤でくっつけるなどせずに専門業者にみてもらうか、買取の際に相談してください。
  • 本体が大きく、模様が細かいと価値が上がる
  • 割れや欠けがなく、保存状態が良いこと

永楽の取引価格相場

永楽様式の陶器の取引価格は、小さい茶道具のようなもので10万円〜数十万円程度、年款銘がないものでも数万円程度します。なかなかプロではない人にとっては永楽かそうではないかの区別は難しいですが、「もしかして永楽かもしれない」と思ったら、買取査定に出してみましょう。

永楽の買取についてのまとめ

永楽様式は、中国を代表する明朝に作られた陶器です。色合いが鮮やかで、精緻な図柄のものは美術品としての価値が高く好まれます。 白磁に藍色のはっきりした模様が入り、美術品としても高く評価されています。作品が大きく、模様が細かいとより高値がつく傾向にあります。具体的には、手のひらで持ち運べるサイズのものであっても数十万円します。作られた年代のわかる年款名が入っていると価格が上がる傾向にあります。 永楽の買取は、骨董品・美術品コネクトにご相談ください。