上村 松園(うえむら しょうえん)を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.上村 松園を売りたいお客様へ

上村松園は1875年に生まれた日本画家です。女性目線で描いた美人画に定評があり、女性で始めて文化勲章を受賞しました。息子に同じく日本画家の上村松篁、孫も日本画家の上村淳之がいます。師は鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳など。晩年は京都画壇の総帥となり多くの後進を育成しました。女性が画家を目指すのが厳しかった時代に一切負けることなく、数多くの傑作を生み出した画家の一人です。 そんな上村松園の美人画は特に人気があり、今でもコレクションする方が多くいる画家です。

2.上村 松園についての解説

上村松園は1875年京都の下京区に生まれました。幼い頃より絵がとても好きだった彼女は小学校を卒業するとすぐに、日本最初の画学校と呼ばれる京都府画学校(現・京都市立芸術大学)に入学。しかしすぐに、学校よりも内弟子の方が技術が身につくと思い1888年に鈴木松年に師事。めきめきと頭角を現し始めました。 時は明治時代。女が画家を目指すなどありえなかった時代。そんな時も松園の母はいつも彼女を支えてくれました。15歳にして出品した「四季美人図を」英国皇太子が購入したことから一等褒状を受けました。 その後も師を変えながら数々の技術を身に着けた彼女は、世間からの中傷や非難に負けることなく絵を描き続けました。1948年女性で初めての文化勲章を受賞。現代では「上村松園の前に松園なく、松園の後に松園なし」と言われる程の高い評価を得ています。

3.上村 松園の歴史

1875年京都に生を受けました。幼少期より絵に興味を持っていた松園は小学校卒業後すぐに京都府画学校に入学。その後、学校教育よりの内弟子の道を選び、鈴木松年に師事。1890年15歳で出品した「四季美人図」が一等褒状を受賞し話題となりました。 1893年、幸野楳嶺に師事しましたが1895年幸野楳嶺の死とともに竹内栖鳳に師事。その後長男である上村松篁が誕生しました。1941年に帝国芸術会員となり、戦火が激しくなった1945年に疎開。戦後の1948年に女性として初めて文化勲章を受賞しました。 翌年の1949年、74歳で他界。従四位に叙されました。

4.上村 松園の代表作や作者

「焔」       1892年 「舞支度」     1914年 「待月、良宵之図」 1926年 「序の舞」     1936年

5.上村 松園の買取査定ポイント

上村松園は現代でも人気のある画家のため、贋作も多く作られています。そのため重要なポイントは上村松園の真作であるかどうかです。鑑定書や証明書がないと安定した値がつくのが難しい可能性があります。また複製(シルクスクリーン)なども多く作られていて、人気の題材(焔、序の舞など)であれば複製でも約5万円の値がついています。 その他、保存状態が良い、箱がついているなどの骨董品の査定ポイントもあてはまります。
  • 上村 松園の真作であるか(鑑定書や証明書はあるか)
  • 保存状態は良好か
  • 大きさはどれくらいか

6.上村 松園の取引相場価格

上村松園の掛け軸は人気の題材であれは複製でも約2万~3万円の値がついています。また真贋鑑定がなされていないものでも、約7万円の高値がついたものもあります。 もし肉筆の真作であれば数百万円の値がつくことも珍しくありません。

7.上村 松園の買取についてのまとめ

明治という女性画家には厳しい時代を生き抜いた上村松園。「真・善・美の極地に達した本格的な美人画(松園本人談)」を目指して描き続けた美人画は、今もなお人々を魅了しています。決して逆境に負けることなかった松園を称え、女性として初めて文化勲章を受賞。1936年に描いた「序の舞」は重要文化財となっています。 そんな上村松園は現代でもとても人気があり、複製でも飾っておきたいという方が多くいらっしゃいます。そのため複製でも数万円、もし真作であれば数百万円の値がつくこともあります。