太政官札(だじょうかんさつ)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 太政官札を売りたいお客様へ

明治新政府が発行した紙幣です。まだ紙幣に不慣れであったため浸透はしませんでしたが、日本で最初の全国で通用する紙幣ということで歴史的価値があります。13年という期限つきで発行されましたが、実際には予定よりも2年早い回収となり、枚数的に限りがあり希少性も高めです。

2. 太政官札についての解説

明治1年(1868年)に5種類の紙幣が発行され、諸藩や庶民に貸し付けられました。単位は江戸時代のものをそのまま引き継ぎ、10両、5両、1両、1分、1朱の5つです。紙は五箇村特産の和紙が使われ、その製造方法は国家機密とされていました。製版には当時の最新技術であった銅版印刷を京都「玄々堂」に依頼しました。銅版をそのままコピーする技術はなかったため銅版は317枚作られ、版ごとに若干の違いが出ています。サイズも縦は約13cm、横は約4cmでしたがばらつきがありました。表面には金額を示した文字、例えば「金十兩」と「太政官會計局」の文字が印刷され、裏面には「通用十三年限」と描かれています。

3. 太政官札の歴史

戊辰戦争に多額の費用が必要だった明治政府は、殖産興業の資金が不足したことがきっかけで「太政官札」を発行しました。提案したのは、先に藩内で商人に低利で金子を貸し付け、養蚕事業を興すことに成功していた、福井藩士の三岡八郎です。彼は明治政府発足と同時に「参与・会計事務掛・御用金穀取締」となり、太政官札の発行を進めたわけです。しかし実際にはこの紙幣は殖産興業にではなく、国庫の補填と軍資金のために使われました。いつまでも信用度は低く価値が下がり、1879年までに回収されていきました。

4. 太政官札の希少価値

明治通宝が発行されたときに回収されたため、現存数は多くありません。したがってその希少価値は高く、額面が高額なものであれば、数万円の査定価格になりこともあります。希少性とともにその歴史的な資料としての価値もあります。

5. 太政官札の買取査定ポイント

丈夫な和紙とはいえ紙製なので状態のよさは重要です。また5種類ある額のどれかということも大きなポイントで、額面の大きいものは買取査定価格も高い傾向にあります。
  • 状態のよいものかどうか
  • 額面がいくらか

6. 太政官札の取引相場価格

額面と状態によって変わってきますが、たとえば額面が十兩のもので、かつ状態のよいものであれば10万円で取引されることもあります。状態がよくないもんであればその半値になることもありますが、それでも5万円の価値です。一番下の額面、一朱であれば、状態のよいものでも1万円ほどでしょう。平均すれば1万円から5万円といったところでしょうか。 yahooオークションだと、入札はないですが70000円のもの、数万円のものがありました。

7. 太政官札についてのまとめ

歴史的にも非常に価値ある太政官札ですが、額面が大きいものであれば思った以上の査定価格になることもあります。売却をお考えの場合は、専門の古銭買取業者できちんと鑑定を受けることをおすすめします。