延喜通宝(えんぎつうほう)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 延喜通宝を売りたいお客様へ

延喜通宝とは、907年(延喜7年)に発行された銅銭です。日本で最初に律令政府が定めた通貨である皇朝十二銭のひとつという価値あるものです。経年により劣化しやすく、発見されたものの触ったとたんにボロボロと崩れたということもよくあることから、保存状態のよいものであればかなりの高値での買取も期待できる銅貨です。

2. 延喜通宝についての解説

延喜通宝は、皇朝十二銭の中では11番目にあたります。直径19mm前後の円形で、中央には正方形の孔があいています。延喜通宝の文字は、時計回りに「延喜通寶」と描かれており、重さは2g程度です。

3. 延喜通宝の歴史

延喜7年(907年)に製造されました。この前にあたる皇朝十二銭10番目の寛平大宝から17年たっています。延喜通宝の次である乾元大宝は958年発行なので、約50年通用していたことになります。この長さは皇朝十二銭の中では最高で、それだけに希少価値としては低めの傾向もあります。 が、この時期になると質の低下は著しく、銅銭というより鉛銭とでもいいたいほどに銅の割合は減っています。使っていた当時でさえ、文字が1文字でも読めれば通用させてよい、これは銭として認めないと拒否する者は罰するとされたほどです。

4. 延喜通宝の希少価値

鉛が多めの銅銭ということで、発見当時でも文字の判読がほとんど期待できないことが多い延喜通宝です。その後の保存状態によってさらに悪化することも十分あります。よって完全品に近いよい状態のものであればその希少性は非常に高いものになります。皇朝十二銭はこの後の乾元大宝を最後とし、その後の長い期間、政府によって定められた銭貨はないのですから、歴史的価値としては当然高いものでもあります。

5. 延喜通宝の買取査定ポイント

質のよいものであるかどうかが延喜通宝のポイントになります。銭貨に書かれた文字である銭文が判読できるかどうか、そこから始まります。判読できれば稀ともいわれる種類なので、割れや欠けがあるひどい状態のものでも査定してもらう価値は十分あります。
  • 銭文が判読できるか
  • 字体に特長があるものか
  • サイズが20mmに近いほど大きいものか

6. 延喜通宝の取引相場価格

一般的な買取価格は3万円と、皇朝十二銭の中では低めの数字です。質の悪さからあまりに状態が悪いことと、流通期間が長かったためだろうと思われます。それだけに状態のよいものに対しては10~15萬年で買取されます。 また新しいものが出るたびに小さくなっていった皇朝十二銭ですから、延喜通宝で大きいものが見つかればその希少価値は非常に高いものになり、70~80万で取引されることもあります。 yahooオークションだと、入札はないですが文字がほとんど読めないほどの状態のものが40万円ほどで出品されていました。鑑定書つきです。鑑定書があると値段がつきやすい事は明らかと言えるでしょう。

7. 延喜通宝の買取についてのまとめ

延喜通宝を手放すことをお考えの場合は、そのときの状態のまま保存しておく自信がなければ早めの売却をおすすめします。1000年以上も前の貨幣でありすでに価格は安定していますし、延喜通宝の場合、文字が判読できるだけでも買取されるので、さらに輪郭の欠けがひどくなる前に処分する方が得策かもしれません。まずは専門家に鑑定を依頼されるのがよいでしょう。