富寿神宝(ふじゅしんぽう)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 富寿神宝を売りたいお客様へ

富寿神宝とは、818年(弘仁9年)に発行された銭貨です。日本で初めての法定貨幣である皇朝十二銭のひとつであり非常に古いものであること、銅銭ゆえに経年劣化は免れないことから、完全な状態で見つかることが非常に少なく、希少性の高いものとされています。

2. 富寿神宝についての解説

富寿神宝は、皇朝十二銭の中では5番目に造られた銭貨です。直径23mm前後の円形で、中央には正方形の孔があいています。文字は、時計回りに「富壽神寶」と描かれています。重さは3g程度の銅製です。

3. 富寿神宝の歴史

嵯峨天皇の代に発行された銭貨です。この頃から徐々に本来の銅銭としての質は低下し、鉛の含有量が増え始めたといわれます。が、最初の和同開珎からこの富寿神宝までは比較的多くの出土が見られ、流通はまだまだ盛んだったとされています。それだけに私的に鋳造することも多かった時代です。

4. 富寿神宝の希少価値

皇朝十二銭の中のひとつであるという歴史的価値に加え、経年による劣化が考えられる銅銭であるため希少価値は高く、古銭専門業者にも高く買取られます。造りかえられるたびにサイズが小型化する皇朝十二銭なので、希少価値はサイズによって決まることが多く「大字」「中字」「小字」とそれぞれに査定価格が変わります。

5. 富寿神宝の買取査定ポイント

保存状態がよく、縁の美しさ、字がきちんと読み取れることは重要な査定ポイントですが、経年と共に小型になっていく皇朝十二銭のひとつですから、そのサイズはほとんどの場合、重要な査定ポイントです。また書体では「神」の字の申部分の大きさ、偏がカタカナのネではなく示になっているかどうかも査定のポイントになります。
  • 通常の23mmより大きいものかどうか
  • 書体に希少性があるか

6. 富寿神宝の取引相場価格

一般的な買取価格の幅は6~100万円と非常に幅の広い相場価格になっています。銅の産出量が減り銅銭としての価値そのものがなくなり、徐々に流通貨幣としての信用も落ちていった皇朝十二銭ですが、富寿神宝の時代にはまだ流通が盛んで、結果、出土数も多いためです。状態の良しあしが買取価格を大きく左右します。

7. 富寿神宝の買取についてのまとめ

富寿神宝を手放すことを考えている場合は、贋作ではないかプロの専門家に査定してもらうことをおすすめします。流通が盛んだったということは偽造も多かったということだからです。状態によって査定価格に差が出る富寿神宝ですから、保存はくれぐれも慎重に。保存方法に自信がない場合は傷んで価値が下がる前に売却を考えるのも一案でしょう。