元文小判(げんぶんこばん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 元文小判を売りたいお客様へ

江戸中期、徳川吉宗の時代に鋳造された小判です。90年近くも流通していた小判としていたことの他、二つの印を縁起物としてみるおもしろさから、コレクターの間でも人気の小判です。

2. 元文小判についての解説

たがねによるござの模様、上下に桐紋を囲む扇枠、中央上部に「壹两」下部に「光次」の極印があるのは他の小判と同じですが、見分けのポイントは、中央に花押、下部の左端に小判師の験極印と吹所の験極印に加えて右上に「文」の印があることです。元禄の「元」と同じにならないように「文」になっており、この文の字は真書体です。後の文政小判は草文体です。

3. 元文小判の歴史

慶長小判の後に品位を落とした元禄小判が出ましたが、民衆の評判悪化で再び品位を上げた小判、宝永小判、正徳小判、享保小判が発行されました。しかしこの時代、財政に困窮する武士や農民が目立ち、元文5年(1736年)ついに貨幣の改鋳をすることに決めました。これを推し進めたのは名町奉行として名高い大岡忠相です。旧小判との交換比率も差額を大きなものとし、幕府は莫大な利益を得ることができました。いっときインフレは起きたものの物価は安定し、長い流通となったのがこの元文小判です。

4. 元文小判の希少価値

江戸時代に発行された小判の中では一番発行数の多いものです。希少性は当然低めのものとなりますが、印の組み合わせや書体の希少性によって高値がつくこともあります。

5. 元文小判の査定ポイント

品位が低く、割れや欠けが起こりやすいので、状態のよいものかどうかは重要です。他に興味深いポイントとして元文小判の場合は、刻印の組み合わせ次第で、思いがけない査定価格になることがあります。また献上用に造られた献上判はつくりも丁寧なので貴重です。
  • 保存状態のよいものであるか
  • 偶然大吉、筋当、筋神などの組み合わせの刻印か
  • 献上判か

6. 元文小判の取引相場価格

通常の状態で数十万円から、縁起のよいとされる刻印の組み合わせであれば50万前後から100万円まで見込めます。献上判であれば、150万円という高値になることもあります。 yahooオークションだと、入札はないですが56万円のものがありました。

7. 元文小判についてのまとめ

庶民の間に流通し、経済を支える重要な役割を担った小判は、幕府の懐事情を知る資料としても貴重で、長い期間通用していた元文小判に価値を認めるコレクターも非常に多いです。もし売却をお考えであれば、古銭専門の業者で、元文小判ならではの希少性も判断できるところで取引されることをおすすめします。