元禄二朱判(げんろくにしゅばん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 元禄二朱判を売りたいお客様へ

額面である二朱は8分の1両、2分の1分にあたる質量です。後の天保二朱判、万延二朱判よりも高い品位で、かつ一分判より低額で、一文銭より高額ということで使い勝手がよかっためか現存数が少ないため、コレクターの間でも人気の価値ある銭貨です。

2. 元禄二朱判の解説

二朱判は元禄、天保、万延の3種造られていますが、その中で一番初めの金貨である元禄二朱判は3種の中では高品位を保ったもので、金の含有量は56.3%あります。形は長方短冊状、表面には、上部に扇枠に五三の桐紋、下部に「二朱」の文字があります。裏面は「光次」の署名と花押が刻まれています。最初の頃に鋳造されたものには年代を表す「元」の文字もあります。

3. 元禄二朱判の歴史

1657年、江戸で起こった大火事「明暦の大火」で多くの通貨が溶けてしまいました。そこで求められ造られたのが「元禄小判」で、その製造量は「慶長小判」の2倍だったといわれています。慶長小判と比べると金の品位は低く手荒にも扱われた元禄小判の補助的硬貨としてある元禄二朱判は1697年(元禄10年)に造られ始め、高すぎず低すぎずのちょうどよい額面で非常に使い勝手がよいものでした。1710年(宝永7年)の乾字金の発行を機に運用停止となりましたが、そのデザインは天保二朱金、万延二朱金に引き継がれていきます。

4. 元禄二朱判の希少価値

金の含有率が56.3%と後に発行される天保、万延よりも高品位ながら鋳造量は少なく、約160万枚です。したがって現存する枚数も少なく、大変希少性の高い硬貨です。中でも逆打ちと呼ばれる裏表で逆さまなになったものは、エラーコインということでさらに希少性が高く、高い価格で取引されます。

5. 元禄二朱判の査定ポイント

現存数の少なさから本物であれば高額で査定されるのは間違いありません。状態がよいに越したことはありませんが汚れのひどいものでも十分期待できます。元禄二朱判によくあるという逆打ちであれば買取価格はさらに大きく跳ね上がります。
  • 状態のよいものであるか
  • 上下逆さまの逆打ちであるか

6. 元禄二朱判の取引相場価格

最低でも10万円は期待できる非常に希少価値の高いものです。状態のよいものであれば数十万円、逆打ちであればその倍の査定価格になりますので50万円になることもあり得ます。 yahooオークションだと、ほぼ未使用のものが47万円、それ以外でも24万円でした。偽物でも3万円以上です。

7. 元禄二朱判についてのまとめ

金の含有率が約86%以上という慶長小判に比べれば、約56%という品位ながら現存数の少なさという希少性のために、元禄小判は今ではかえって高い価値で取引されています。この元禄二朱判についても同様で間違いなく希少性は高いものになります。売却をお考えであれば、適正な価格で買取される古銭専門の業者にどうぞご相談ください。