正徳小判(しょうとくこばん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 正徳小判を売りたいお客様へ

先の慶長小判に忠実に品位を上げた正徳小判は、貴金属としての価値も高いうえに、わずか4か月で次の享保小判へと変わってしまった短命の小判として非常に希少性の高いものとして、コレクター注目の小判です。

2. 正徳小判についての解説

表面には、たがねによるござ模様が刻まれ、上下に桐紋を囲む扇枠、中央上部に「壹两」下部に「光次」の極印があります。裏面は中央に花押、下部の左端に小判師の験極印、さらに吹所の験極印が打印されています。時代を表す刻印はありませんが、正徳小判は裏面の花押が慶長のものと比較すると小さく、表の「光次」の「光」の末画と「次」の第四画が重なっています。これは「重光次」とよばれ、正徳小判を見分けるポイントになっています。

3. 正徳小判の歴史

正徳4年(1714年)5月に鋳造が開始され発行されました。朱子学者、新井白石の勧めで、初期の慶長小判を忠実に再現された品位と量目へと上げられたものでした。が、それでも当時流通していた慶長小判よりも劣るとの理由で不満が起こりました。品位の違いはわずかだったにもかかわらずその差を見抜けるほどに民衆の鑑定力が増していたともいえます。結果、わずか3か月後の8月には次の享保小判の鋳造が始まったのです。

4. 正徳小判の希少価値

鋳造期間が短いことから発行数がなんといっても少なく、の享保小判が約828万両分の発行だったのに対し、正徳小判は約21万両でした。さらに正徳小判は金の品位が約86%と高いものであることから希少価値は非常に高めです。

5. 正徳小判の査定ポイント

希少性の高さから細かく分類するまでもなく価値が高いものなので、あとは状態のよさ次第です。ただ高価に取引されるものなので贋作やレプリカなども多く造られているので、まずは本物であるかどうかの鑑定が必要です。
  • 状態のよいものであるか
  • 贋作やレプリカではないか

6. 正徳小判の取引相場価格

小判の中でもベスト5に入るほどの相場の高さです。最低でも100万円からで状態のよいものであれば200万円近くになることもあり得ます。 yahooオークションだと、入札はないですが320万円のものがあり、組合鑑定書つきでした。

7. 正徳小判についてのまとめ

試金石を使った鑑定で少しの品位の違いがわかるといった民衆の力の向上を感じさせる正徳小判の短命理由でした。正徳小判は貴金属的価値だけでなく歴史的価値もある資料ともいえます。もし売却をお考えであれば、高い査定価格が見込まれる貴重な小判なので、信用のおける古銭専門の業者に鑑定を依頼し相談されることをおすすめします。