澤田政廣を高価買取!彫刻作家の査定ポイントを徹底解説!

1. 澤田政廣(さわだ せいこう)を売りたいお客様へ

澤田政廣は1894年に静岡県で生まれた彫刻家です。19歳で彫刻家を志し、山本瑞雲に師事し伝統的な木彫りを学びます。彫刻家として活動を続け、官展に仏像彫刻などを出品します。ブロンズ彫刻隆盛の時期に、木彫りによる新方向を示したとして注目されました。仏像、神像、人物像などを多く制作しました。大らかで浪漫的な作風の作品を多く生み出し、現在でも人気のある彫刻家の一人です。

2. 澤田政廣(さわだ せいこう)についての解説

澤田政廣は静岡県熱海市生まれの彫刻家です。彫刻家を志し、遠縁に当たる木彫家の山本瑞雲を頼って上京し、内弟子となります。1913年に太平洋画会研究所に入り、彫刻を学びます。ブロンズ彫刻が隆盛だった時代でも木彫りを貫き、1963年に美術院会員、1979年に文化勲章を受賞しています。 澤田政廣記念美術館のエントランス・ホールには、1988年に作成したステンド・グラスが飾られています。

3. 澤田政廣(さわだ せいこう)の歴史

澤田政廣は1894年静岡県熱海市で生まれました。1913年に画家を志しますが両親に反対され、翌年に山本瑞雲を頼って上京します。1918年に東京美術学校卒業。1920年第3回帝展に「人魚」を出品して初入選します。1931年に帝展審査員となり、1941年に正統木彫会を結成します。1947年に日展審査員、1950年日展運営会参事となります。1951年芸術選奨文部大臣賞、1965年に日本彫塑会会長、1971年には日展顧問を努めています。その功績から1973年に文化功労者として、1979年には文化勲章受章を受賞しています。 1988年93歳にて死去。

4. 澤田政廣(さわだ せいこう)の代表作や作者

「吉祥天」 「大聖不動明王」 

5. 澤田政廣(さわだ せいこう)の買取査定ポイント

まずは澤田政廣の真作であるかどうかが重要な査定ポイントです。また箱は残っているか、保存状態は良好か、素材は何かなどの一般的な骨董品の査定ポイントもあてはまります。 代表的な査定ポイント
  • 澤田政廣の真作であるか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けがない、箱が残っているかなど)
  • 大きさはどれくらいか

6. 澤田政廣(さわだ せいこう)の取引相場価格

彫刻作品は大きさは素材によって価格相場が変わってきます。例えば高さ50cmの彫刻「大原の朝」には約5万円の値がついています。こちらは箱付きですが、鑑定が行われていないため価格が控えめになっています。 また澤田政廣のブロンズ観音像には約4万5千円となっています。こちらは幅14.5×12.4×高さ51.5cmで共箱付きです。

7. 澤田政廣(さわだ せいこう)の買取についてのまとめ

澤田政廣は静岡県熱海市で生まれた彫刻家です。伝統的な木彫りを学び、仏像、古代神話にもとづく神像、人物像などを得意としました。巨大な一木からノミ跡を残して彫り出す技法を多く用い、大らかで浪漫的な作風を示した作家として知られています。 また静岡県熱海市にある澤田政廣記念美術館には、1988年に作成したステンド・グラス「飛天」が天井を飾っています。 独特の浪漫的な作風をもつ澤田政廣は、今も尚人気のある作家です。