骨董品を売るならネットオークションを活用すべき?買取業者とネットオークションの違いとは

1. 骨董品買取はネットオークションと買取業者どちらがいい?

インターネットの普及に伴い、あらゆるものがネットオークション上で売買されるようになりました。当然のことながら骨董品もその例外ではなく、絵画や陶磁器のみならず、彫刻や装飾品などさまざまな骨董品がネットオークションで取引されています。 昔は、骨董品を売却したいと思った場合、街で骨董品店を構えている専門の買取業者に品物を持ち込む方法が一般的でした。 近年では実店舗を構えているかどうかにかかわらず、インターネットを通して気軽に買取業者に買取を依頼できるようになっています。 現在、骨董品の買取方法は多様化しています。骨董品を売る際には、便利なネットオークションを利用して骨董品を売却するのと、骨董品専門の買取業者を利用するのとどちらが良いのか悩む方もいらっしゃるでしょう。次に、それぞれの方法のメリットとデメリットについてご紹介します。

2.骨董品店の買取メリット・デメリット

骨董品を売ろうと思う場合、安心して取引できることのほか、少しでも買取価格をアップさせたいと望んでいる方も多いでしょう。 ネットオークションにしろ骨董品店による買取にしろ、メリットとデメリットを知っておくなら最善の方法で骨董品を売ることができるでしょう。 骨董品の買取を骨董品店にお願いする場合には、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

2-1.骨董品買取業者による買取のメリット

  • 出張査定やメール査定がある
  • 店舗や会社が実在するので信頼ができる
  • 納得感がある
  • お金のやり取りが安心
  • 騙される確率が少ない
  • 出張査定やメール査定がある
自宅に居ながらにして査定を受けることができる出張査定は、わざわざ業者のもとに足を運ぶ必要はありませんし、品物が破損するリスクもありません。また、メール査定を活用すれば、およその買取価格を知る助けになるでしょう。
  • 店舗や会社が実在するので信頼できる
多くの骨董品店は実店舗や会社が実在するため、信頼できるでしょう。なにか問題が起こった場合でもすぐに連絡を取ることができるので、安心して取引を行えるメリットがあります。
  • 納得感がある
骨董品業者には鑑定士が存在しているため、骨董品の真贋と価値を見極めたうえで買取価格が決定されます。骨董品の鑑定の仕方や買取を希望している品物についての説明を聞くこともできますから、納得のいく取引ができるでしょう。
  • お金のやり取りが安心
骨董品の買取を買取業者にお願いする場合、直接業者とやり取りをする必要があります。やり取りの中には支払いも含まれますから、相手の顔が見える分だけお金のやり取りの面でも安心感があるのではないでしょうか。
  • 騙される確率が少ない
骨董品店を営む業者は古物商許可を警察に申請しているため、騙される確率が少ないといえます。まったくないとは言い切れないものの、直接対面して取引を行うのとお互いに顔の見えない状態で取引を行う場合とでは、大きな違いがあるでしょう。

2-2. 骨董品買取業者による買取のデメリット

  • 鑑定士が価値が分からないと査定価格が低くされる可能性がある
  • お客様自身でも価値が分からないと査定価格が低いままになる可能性がある
  • 何かしら仲介の会社が入っている場合には低い査定になる可能性がある
  • 鑑定士が価値が分からないと査定価格が低くされる可能性がある
骨董品の買取業者に買取を依頼したとしても、鑑定士によっては正確な鑑定ができず、査定額や買取価格が低くなってしまう可能性があります。
  • お客様自身でも価値が分からないと査定価格が低いままになる可能性がある
買取を希望している品物の価値を理解できていない場合には、不当に低い査定額を提示されても反論することは難しいでしょう。骨董品のプロフェッショナルといわれる鑑定士が査定したのだからと、低い査定額をそのまま受け入れてしまう場合があります。
  • 何かしら仲介の会社が入っている場合には低い査定になる可能性がある
骨董品買取業者に査定を依頼する際、間に仲介業者を介した場合には査定額が低くなる可能性があります。できるだけ高価買取を希望しているのであれば、仲介業者を通した買取は避けたほうが良いでしょう。

3-1.ネットオークションでの買取メリット・デメリット

骨董品の買取取引を便利なネットオークションで行う方法もありますが、ほかの方法と同様にメリットとデメリットがあります。 どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

3-2. ネットオークションによる買取のメリット

  • 自分で値段が決められる
  • インターネットの環境があれば誰でもオークションがかけられる
  • 複数人が参加する為、価値感に信憑性がある
  • オンライン上で決済を済ませることもできる
  • 法人でも個人でも出品や落札することができる
  • 自分で値段が決められる
ネットオークションを使って骨董品を売却する場合、自分で骨董品の価値を決めることができるでしょう。そのため、希望通りの値段を自分でつけることができるメリットがあります。
  • インターネットの環境があれば誰でもオークションがかけられる
インターネット環境さえ整っていれば、いつでもどこでも、そして誰でもネットオークションで骨董品を売ることができます。病気や子育て中など、外出するのが難しい状況の方や仕事で忙しい方でも、自分で気軽に骨董品を売却できます。
  • 複数人が参加する為、価値感に信憑性がある
骨董品をネットオークション上で売る場合、複数人が参加することになるでしょう。「どうしても競り落としたい」という人が集まることで品物の価格は吊り上がることになりますから、骨董品の価値に信憑性がでます。
  • オンライン上で決済を済ませることもできる
ネットオークションを活用すれば、支払いもオンラインで完了させることができます。大金を持ち歩く必要もありませんし、わざわざ銀行に出向く必要もありませんから、大変便利で安心だといえるでしょう。
  • 法人でも個人でも出品や落札することができる
骨董品買取業者での骨董品の買取は個人の利用が多いかもしれませんが、ネットオークションによる骨董品の買取では法人・個人にかかわらず、誰もが出品や落札を行うことが可能です。

3-3. ネットオークションによる買取のデメリット

  • 買い手がつかない可能性がある
  • 商品の発送等の作業が自分で対応する必要がある
  • お金の支払いが無い可能性もゼロではない
  • 個人間の取引になるため、トラブルが起きることがある
  • 買い手がつかない可能性がある
便利でメリットだらけにみえるネットオークション上での骨董品の買取ですが、買い手がつかない可能性もあることを覚えておきましょう。「売りたいタイミングで売れない」可能性もあるのが、ネットオークションのデメリットです。
  • 商品の発送等の作業を自分で対応する必要がある
ネットオークションでの買取では、品物の発送作業を自分で行う必要があります。また、きちんと梱包しなかったり、発送が遅れたりなどするとトラブルに繋がります。気軽に利用できるのが利点ですが、意外と手間とストレスがかかる方法でもあります。
  • お金の支払いが無い可能性もゼロではない
ネットオークションに骨董品を出品したり、落札したりするときに手数料がかかる場合もあります。できるだけ高価買取を希望している方であれば、よく検討してからネットオークションを活用するようにしましょう。
  • 個人間の取引になるため、トラブルが起きることがある
ネットオークションは基本的に個人間の取引です。スムーズに取引ができれば問題ありませんが、購入後のクレームなど、なんらかの問題が発生した場合に自分で対処する必要があります。そのため、トラブルが起きやすいのがデメリットだといえるでしょう。

3.骨董品を高く買取してもらいたいときにできること

骨董品の買取を骨董品買取業者に依頼する場合も、ネットオークションで自分で売却する場合も、どちらにもメリットとデメリットがあることがわかりました。 どちらの方法が良いかは、各人が置かれた状況によって異なるでしょう。 自分が置かれた状況に加えて、骨董品の種類と価値を考慮して、最善だと思う方法で骨董品を売ることができます。 方法はどうあれ、これまで大切にしてきた骨董品を売るのであれば、できる限り高く買取してもらいたいと思うのではないでしょうか。 骨董品の高価買取を希望しているのであれば、事前に複数買取業者に査定を依頼し、提示された査定金額を比較することを忘れないようにしましょう。

4.まとめ

骨董品を売る方法は一つではありません。信頼できる買取業者にお願いするのか、いつでも誰でも骨董品を売ることができるネットオークションを利用するのかは、売り手であるお客様次第です。しかし、高価買取を目指すなら、査定額を比較検討することをおすすめします。SATEeeeでは、複数社の優良買取業者の買取査定金額を比較することができます。