印材(いんざい)を高価買取!書道具の査定ポイントを徹底解説!

1. 印材(いんざい)を売りたいお客様へ

印材とは印章(はんこ、スタンプ、落款)などを彫るための素材のことを指します。書道においては主に篆刻用に使用されます。これに篆書を彫ることから篆刻といいます。 印材の素材としては、金、銀、青銅、鉄、などの金属や、象牙、鯨骨、水牛角などの牙骨、瑪瑙、青田石などの石が多く使われています。 中国では古代より印材によって身分を示したとされます。そのため珍しい素材の印材は価値があるとされています。

2. 印材(いんざい)についての解説

書道においての印材は主に篆刻(てんこく)を行うためのものです。篆刻は印章を作成する行為のこと言い、漢字の書体の一種である篆書を彫ることからこう呼ばれています。または金属を鋳造して印章にする場合も篆刻といいます。 篆刻は単なる印としてしての意味だけではなく、書としての美しさがないといけないとされます。そのため書と彫刻が合わさった工芸美術として人気があります。現在でも日本や中国において篆刻を趣味とする方は多くいます。

3. 印材(いんざい)の歴史

中国でもっとも古い印章は戦国時代まで遡ります。その後秦の始皇帝の時代には印章制度が始まり、印章が辞令の証としての役割を持つようになりました。また印材は所有者の身分を示すものとして使われていました。最高位である皇帝は玉を、その他は順に金・銀・銅・を用いたとされます。 日本で江戸初期に明代文人の趣味が入ってきたことから、芸術家を中心に独自の印を用いるようになったとされます。特に武将・文人であった石川丈山の篆刻は明に通じる華美な様式が取り入れられています。そして徐々に日本でも浸透し、様々な篆刻の流派が存在するようになりました。その後現代に至るまで、様々な印材を使用した篆刻の文化が残っています。

4. 印材(いんざい)の代表作や作者

代表的な印材の素材
  • 石(青田石、寿山石、巴林石、昌化石、瑪瑙、水晶など)
  • 金属(金、銀、青銅等の銅合金、鉄、チタンなど)
  • 牙骨(象牙、鯨骨、水牛角、マンモス牙など)
  • 植物素材(柘植、黒檀、紫檀、竹、各種種子など)

5. 印材(いんざい)の買取査定ポイント

まず材質が何であるかが重要です。象牙などは現在では手に入りにくく、印鑑の材料としては最高級とされています。また見た目にも美しい翡翠などの玉なども人気です。さらに石では印材の王者と呼ばれる「田黄石」はかなりの高値が付く傾向にあります。 またつまみの部分である作鈕(さくちゅう)が彫られているものは流通が少なく、有名作家のものであれば高額査定の可能性もあります。 その他保存状態は良いかなども査定のポイントとなります。 代表的な査定ポイント
  • どの時代のものか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 保存状態は良好か(破損はないか、箱は残っているか)
  • 素材は何か
  • 大きさはどれくらいか

6. 印材(いんざい)の取引相場価格

印材は材質によって価格が大きく異なります。 例え印材の王者であると言われる「田黄石」の印材には約550万円の値がつきました。こちらは高さ6.5cmで、つまみの部分に作鈕が彫られています。 また寿山石でできた印材は約167万円となりました。寿山石に二つの龍が彫刻されており、側面には漢詩が彫られています。サイズは高約6.5cm 横幅6.5cm 奥行6.5cmで重さは481gです。 いずれも高級な石であり、彫刻が施されていることから高値がついたと考えられます。

7. 印材(いんざい)の買取についてのまとめ

印材とは印章を彫るための素材のことです。書道においては、主に篆刻を彫る素材として扱われます。篆刻は篆書や図章などを印材に刻む行為を指し、書と彫刻が一体化した工芸美術とも言われています。そのため印鑑などと違い「書」としての美しさが必要となります。現代でも趣味などして篆刻を行っている方は多くいます。 印材の中でも田黄石などの高級な素材は思わぬ高値が付く可能性もあります。