茅台酒(あおたいしゅ)を高価買取!中国美術の査定ポイントを徹底解説!
茅台酒を売りたいお客様へ
中国貴州省の特産品である「茅台酒」。高梁(モロコシなどの穀物)を原材料として作り、飲む前後で強い香りを感じられるのが特徴です。1915年開催のサンフランシスコ万国博覧会では金賞を受賞するなど、古酒としても評価が高い酒です。茅台酒についての解説
蒸留によって作られる「茅台酒」は、アルコール度数が35~47%と高く、中国では風邪薬の代わりに愛飲されてきた国民的な酒です。貴州省北西部に位置する仁懐市茅台鎮を名産とすることからこの名が付けられ、適度な飲酒なら二日酔いをしにくく健康にも良いことで知られています。産地の茅台では、5年もの時間をかけて蒸留したのち、ワインのように熟成させることもあります。外観は「MOUTAI」と書かれた紅白の箱と、同様に朱色のラベルが貼られた紅白のボトルが特徴的です。茅台酒の歴史
「茅台酒」の歴史は古く、生産が始まったのは中国清時代中期と言われています。嘉慶・道光年間には20を越える酒蔵で「茅台酒」が作られ、当時、酒造りには2万石(石:中国で用いられる単位。1石=約31kg)を越える高梁が使用されたという記録も残っています。しかし、後の太平天国の乱により、多くの酒蔵が破壊されてしまいました。そんな中でも、その後「茅台酒」の生産は続き、1915年には世界的博覧会で金賞受賞、1951年には中国の「国酒」として称えられるなど、世界的に「茅台酒」の存在が広がりました。茅台酒の代表作や作者
- 貴州茅台酒(貴州省)
- 輸出用、廉価ものとして作られた茅台酒もある
茅台酒の買取査定ポイント
「茅台酒」の評価は、制作された年代や保存状態によって異なります。また、同じ「茅台酒」でも輸出用に作られたものや廉価ものは査定でもやや評価が低くなる傾向があります。それらは味こそ変わりなはないと言われますが、箱やボトルのデザインに違いが見られるため、査定で見分ける際は一目瞭然です。そのほか、そのほか、買取時の最低条件のなど、いくつかの査定ポイントがあります。- 未開封品である
- 輸出用や廉価ものでなければ高評価
- 制作された年代が分かるもの
- 保存状態が良く箱や証明書などの付属品がある
茅台酒の取引相場価格
平均取引価格は、3万円程度です。中には15,000円と安価で出回る「茅台酒」もありますが、そういったものは輸出用・廉価ものとして作られた「茅台酒」の可能性が高いと言えるでしょう。反対に、製造年が古く古酒と分類できる「茅台酒」なら、5万円を越える金額がつくことも珍しくありません。特に、高い取引価格がつきやすい茅台酒としては、正規の「貴州茅台酒」なのはもちろん、アルミキャップのものやラベルにサンフラワーマークがついたものです。茅台酒の買取についてのまとめ
「茅台酒」は、一般的な蒸留酒や古酒の域を超えて、現在では骨董品として扱われる機会もある大変貴重な品です。開栓してしまったものは、残念ながら骨董品としての価値が著しく下がりますが、そうでなければ、お手持ちの「茅台酒」は希少価値が高い1本の可能性もあります。品物の取引相場価格を検索
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