仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)を高価買取!仏教工芸の査定ポイントを徹底解説!

1.仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)を売りたいお客様へ

お釈迦様の遺骨や棺を納めた仏舎利塔。時代や地域により様々な形が作られ、仏教を国境とする国々では信仰の対象となっています。日本には仏教が伝来した6世紀頃に伝わったとされています。その後9世紀に空海が大量の仏舎利を持ち帰ったことから、日本での仏舎利への信仰が再燃し、一般にも広まっていきました。そんな仏舎利をより身近に感じたいと作られたのが仏舎利彫刻です。仏教ファンにはもちろん、その緻密さから古美術品として収集する方もいらっしゃる仏教工芸品となっています。

2仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)についての解説

仏舎利とは、お釈迦様の遺骨や棺、遺灰のことを指します。最初は8つの塔に等分して納められていましたが、後にインド統一を果たしたアショーカ王によって約8万もの寺院に配布されることになりました。そのため同じ仏舎利を納めた塔にも様々な形があります。後年に仏教が伝来した中国では、仏舎利塔の前に置いて供養した宝石類を仏舎利塔の代替品として持ち帰ったとした話も残されています。仏舎利の入手が困難だった日本でも、この手法は古くから行われていました。現代でも、全国各地にある仏舎利塔にお参りする方は後を絶ちません。仏像と同じくそんな仏舎利を身近に置いて感じたいとと始まったのが仏舎利彫刻になります。

3. 仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)の歴史

仏教の発祥の地であるインドや、仏教を国教とする国々では古くから信仰されて来た仏舎利ですが、日本にいつ伝来したかは明らかになっていません。日本の仏教伝来と共に伝えられてものの中に、この仏舎利の記述がないからです。日本で初めて仏舎利の記述がみられるのは西暦593年の「日本書紀」からです。この中には法興寺の柱の中に仏舎利を納めたと記されており、実際に発掘調査で仏舎利容器が見つかっています。その後仏像におされ一旦信仰対象の中心から外れるものの、806年に空海が大量の仏舎利を持ち帰ったことから仏舎利信仰が再燃し、室内でも信仰できるように多くの仏舎利彫刻が作られました。

4. 仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)の代表作や作者

     
  • 宮城県松島町      水晶五輪仏舎利塔(有形文化財)
  • 鹿児島県志布志市    田中家の仏舎利(市指定文化財)
  • 浄土寺(広島県尾道市) 金銅火焔宝珠形舎利容器(県重要文化財)

5. 仏舎利彫刻の買取査定ポイント

仏舎利彫刻の主な素材は、木・銅・青銅などです。また木に漆を塗り、金箔を施したものもあります。状態が良く、緻密な彫刻が施されているほど人気があります。また制作年代や出処がはっきりしている(◯◯寺所蔵など)ほど高値がつきます。家に置くものですから、あまりに大きいものは好まれない傾向にあります。 代表的な査定ポイント
  • 金漆などの見た目にも豪華なものは高額査定がつきやすい
  • 制作年代や出処がはっきりしているか
  • 保存状態は良いか
  • 作りはどうか(小さくても作りが緻密なら高額査定がつきやすい)
  • 入手した際の証明書がある

6. 仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)の取引相場価格

仏舎利彫刻の平均取引価格は2~3万円前後です。小さいものでも作りが精巧なら高値が付きやすくなっています。また、まれに寺院所蔵のものや出処がはっきりしているものだと10万円近い値段がつくものもあります。意匠に金箔や水晶が施されているものは人気があります。

7. 仏舎利彫刻(ぶっしゃりちょうこく)の買取についてのまとめ

お釈迦様の遺骨や遺灰を抑えめた仏舎利塔を模した仏舎利彫刻。室内でも礼拝できるように、9世紀以降多く作られました。そんな仏舎利彫刻は様々な素材で作られています。中でも見た目に美しい金箔や水晶が施されているものは人気があります。またそれ以外でも作りが精巧なものは高値が付きやすくなっています。小さくても保存状態が良く、製作年代がはっきりしていれば思わぬ高値がつくこともあります。