館林 源右衛門(たてばやし げんえもん)を高価買取!陶芸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.館林源右衛門を売りたいお客様へ

館林源右衛門は、江戸時代中期に創業した陶芸家です。民窯として磁器を制作しますが、 明治・大正時代には料亭用の食器を中心に製造を行っていました。六代・館林源右衛門は、有田焼の一つである古伊万里復興に取り組み、伝統的技法を活かした現代陶器を作陶します。多様で創造性豊かな絵付が特徴となっている古伊万里を現代に継承した作品は、国内でも海外でも人気を博しています。また、館林源右衛門は、アメリカのティファニー社と共同開発で洋食器を制作するなど、国際的に活躍した陶芸家です。

2.館林源右衛門についての解説

館林源右衛門は、古伊万里再興に取り組みました。江戸時代に有田で焼かれた古い磁器を古伊万里といいますが、館林源右衛門はヨーロッパでの視察を契機に古伊万里の伝統技術を学びます。染錦手と呼ばれる釉下に染付で文様を付け、釉上に金彩や色絵を施す古伊万里の技術を活かした館林源右衛門の作品は、華やかさが特徴となっています。赤・青・紫・黄などで上絵を付けた優美かつ上品な作品は、宮内庁にお買い上げされているほか、ホワイトハウスに寄贈されたり、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に献上されたりしました。

3.館林源右衛門の歴史

1753年頃に肥前有田で創業し、民窯として日用品として使用する磁器を制作します。1970年には、六代・館林源右衛門がドイツを中心に、ヨーロッパ各地の製窯地を視察し、この調査をもとに古伊万里焼の伝統を継承するべく研究をはじめます。各国要人に人気を博すほか、アメリカで個展を開いたり、国内外の他企業とコラボレーションした作品を制作したりしました。磁器をあしらった装身具やインテリア小物などの制作も行っており、源右衛門窯として古伊万里の伝統をいまに継承しています。

4.館林源右衛門の代表作と作者

『染付栗に鶉絵 大皿』 『染錦鉄線花図 壷』 『染錦藤絵 花瓶』 『染錦若笹文 蓋壷』

5.館林源右衛門の買取査定ポイント

館林源右衛門の買取査定ポイントは、コレクターに受ける人気作品であるかどうか、という点が挙げられるでしょう。館林源右衛門はもともと日常的に使用できる磁器を制作しており、有田焼の名窯として名を連ねているものの、国内より海外で人気の陶芸家です。もちろん、各国政府の要人が買い求めるだけあって素晴らしい芸術性の作品には違いありませんが、陶芸愛好家の熱烈なファンが大勢いるわけではないようです。ですから、館林源右衛門の作品の買取を希望しているのであれば、玄人好みの作品や市場需要のある作品かどうかが、査定に大きくかかわってくるといえるでしょう。
  • 市場需要のある、人気のある作品であるか
  • 保存状態は良好か

6.館林源右衛門の取引相場価格

館林源右衛門の取引相場価格は、約1万円~20万円ほどとなっています。豪華な染錦の作品はその優美な見掛けよりも低い価格で取引されているため、驚かれる方もいらっしゃるでしょう。一例として、六代・館林源右衛門の「古伊万里風桜閣桜図」の飾り皿は、共箱と栞が付いて約18万円で取引されました。作品にシミがあり保存状態があまり良くない作品ですから、取引価格が低くなってしまったのも仕方のないことでしょう。さらに、六代・館林源右衛門の「染錦鉄線花蓋物」は、共箱付きで12万円ほどで取引されました。

7.館林源右衛門の買取についてのまとめ

館林源右衛門の有田焼の伝統を活かした作品は、繊細で日本らしい作品で、どちらかといえば海外受けするものが多いといえるかもしれません。積極的に他企業とコラボレーションするなどの活動を行っていますが、そうすることで製陶業のイメージが強くなってしまい、自らの価値を下げてしまっている可能性があります。しかしながら、高い技術力を備えた陶芸家であることには変わりありませんから、館林源右衛門の作品はこれからも骨董業界で取引が行われていくでしょう。