三輪 休雪(みわ きゅうせつ)を高価買取!陶芸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.三輪休雪を売りたいお客様へ

三輪休雪は萩焼の陶芸家です。三輪窯を継承する当主が代々三輪休雪を襲名してきました。萩焼には松本萩と深川萩がありますが、三輪休雪は松本萩に属します。明治に入って衰退期を迎えた萩焼ですが、三輪休雪が休雪白という作風を確立することで萩焼中興に尽力します。萩焼を語るうえで欠かせない存在である三輪休雪ですが、十代三輪休雪と十一代三輪休雪が、萩焼の無形文化財保持者として人間国宝に認定されています。

2.三輪休雪についての解説

萩焼中興の祖となった十代三輪休雪は、純白に近い釉調となる藁灰釉を用いて休雪白の作風を生み出しました。茶褐色の胎土に藁灰を釉薬として厚くかけ白く焼成し、ざんぐりとした萩焼の土の風合いにしっとりとした上品さを加えました。古萩を参考にしながら個性的な造形の器を制作した三輪休雪は、萩焼の新たな可能性を見出したといえるでしょう。萩焼の中でも粗い砂の割合が高いものを鬼萩手といいますが、三輪休雪の作品には粗い質感の土味がはっきりわかる鬼萩手の作品も多く見受けられます。

3.三輪休雪の歴史

初代三輪休雪は、江戸時代寛文に佐伯家と共に萩藩の御用窯を務めていました。代々萩藩の藩主の要求に応じて萩焼のほか、楽焼の制作も行っていました。廃藩置県によって藩の庇護がなくなると廃窯する同業者が増え、萩焼は衰退の一途を辿ります。そんな中、十代三輪休雪は萩焼の中興に尽力し、新境地を開拓して人気が低迷していた萩焼を再び繁栄させます。十一代三輪休雪も、兄である十代三輪休雪と同じく人間国宝に認定されました。十代三輪休雪と作り上げた休雪白をはじめ、鬼萩手や割高台など茶陶を超えた芸術的作品を数多く制作しました。現在は十二代三輪休雪が当主となり、黒陶に色彩を加えた黒陶彩の技法を使った作品を発表するなど、精力的に創作活動を行っています。

4.三輪休雪の代表作や作者

『萩茶碗』(十代三輪休雪) 『萩花入』(十代三輪休雪) 『立爪香炉』(十代三輪休雪) 『萩焼盃』(十一代三輪休雪)

5.三輪休雪の買取査定ポイント

三輪休雪の買取査定ポイントは、人気のある作家のものであるかどうかという点にあるでしょう。特に、三輪休雪の中でも十代三輪休雪と十一代三輪休雪の作品は芸術性が高く、市場需要のある作品が多いのが特徴です。また、真作であると証明することができるなら、高額査定を受けることができるでしょう。高額査定を受けるためにも、共箱や共布などの付属品が揃っていることを確認しておくことをおすすめします。
  • 人気のある作家の作品か
  • 共箱や共布が揃っているか
  • 鑑定書が付いているか

6.三輪休雪の買取相場価格

三輪休雪の作品の買取相場価格は、5万円から100万円以上となっています。十一代の作品の中でも共箱付きの「鬼萩割高台茶碗」は、約135万円で取引されました。こちらの作品は、休雪白・鬼萩手・割高台のすべての魅力が詰まった作品となっており、三輪休雪の作品の特徴を体現しているものだといえるでしょう。また、十二代三輪休雪が襲名前に制作した「白萩茶碗」は、共箱・共布付きで約29万円で取引されました。

7.三輪休雪の買取についてのまとめ

萩焼を語るうえで、萩焼で初めて人間国宝に認定された三輪休雪は欠かせない存在です。そのため、現在に至るまで三輪休雪の作品は高く評価されています。萩焼特有の温かみのある土味を活かしながらも、素朴さに上品さを加えた洗練された作品の人気は高く、三輪休雪の作品は高額で買取が行われています。三輪休雪の作品の買取を希望している場合には、作品の保存状態が良いことはもちろん、本物であることを証明できるよう鑑定書や付属品が揃った状態で査定に臨むようにしましょう。