墨壺を高価買取!壺の査定ポイントを徹底解説!

1.墨壺を売りたいお客様へ

墨壺は墨を入れておく容器のことで、主に木材などの資材に基準線を引く墨出しに使用されています。非常に古い歴史を持っており、日本の土木建築とも深い繋がりがあります。骨董品の中では異色とも言えますが、デザインにこだわった墨壺も少なくありません。そのような特徴からコレクション価値も高く、高値で取引されるケースもあります。

2.墨壺についての解説

墨壺は墨を入れておくための池や、基準線を引く糸を巻き取る車など、様々な部位で構成されています。主に木材を使って作られており、古い年代の墨壺には非常に細かい装飾を施しているものや、工芸品のようなものもあります。

3.墨壺の歴史

墨壺は古くより使われてきましたが、正確な起源などが定かになっていません。日本では平安時代頃から使われていた一方、古代エジプト時代には存在したとされる資料もあります。明確には分かっていませんが、数千年もの歴史を持つと認識されています。

4.墨壺の代表作や作者

これまでに数え切れないほどの墨壺が作られ、現在でもオークションなどで取引されています。しかし、流通している墨壺の多くは作者が不明であり、代表作と呼べるものもありません。しかし、芸術性の高い墨壺もかなり多く、コレクターもいるのが特徴です。こうした理由から、装飾の有無などによって希少性が変わるほか、高値が付く可能性もあります。

5.墨壺の買取査定ポイント

骨董品の買取業者が墨壺を査定する際、保存状態やデザイン・装飾などをチェックします。特に保存状態が良好なものは価値が高く、デザイン次第では高値に化けるでしょう。ただし、破損した墨壺は価値が低くなります。コレクション目的でも保存状態が重要なため、破損には注意が必要です。
  • コンディション
  • デザインや装飾
  • 壊れたものは価値が低くなる

6.墨壺の取引相場価格

墨壺はアンティーク品として人気を集めていますが、取引相場は保存状態などによって大きな違いがあります。平均取引相場は4千円~6千円ほどで、大半の墨壺がこの価格帯で取引されています。装飾がなく、一般に多数流通したものは価値も低いと言えます。 しかし、芸術性が高い墨壺は取引相場が高く、1万円以上の価格が付いているものもあります。特に作者が判明しているものは価値が高めで、数万円の値が付く可能性も否定できません。いずれにせよ、芸術性が墨壺の取引相場に影響を及ぼします。

7.墨壺の買取についてのまとめ

数ある骨董品の中で、比較的珍しい部類とも言える墨壺は、ものによって価値が変わるのが特徴です。正倉院にも保管されていることから歴史は古く、アンティーク品であれば価格が高騰する可能性もあります。しかし、墨壺はひと目で価値を判断するのが難しい品です。もし売却を検討中の方は、信頼できる業者に鑑定してもらうと良いでしょう。