貞享通宝(じょうきょうつうほう)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!
1. 貞享通宝を売りたいお客様へ
江戸時代の貞享元年(1684年)発行の新しいものですが、珍しい銀銭、さらに試鋳銭であるため、現存する枚数は非常に少ない銭貨です。当然査定価格は高めで価値があるものとして、コレクターの間では人気の古銭です。生類憐れみの令でだれもが知る徳川綱吉の時代のものなので、ストーリー性もあり話題に事欠きません。2. 貞享通宝についての解説
円形で中央に正方形の孔があります。上下右左の順で「貞享通寶」と書かれており、試鋳銭のためか文字は太く大きめです。裏面には、孔をはさんで上下に「甲」「子」の二文字があるのが特徴です。銅銭ではなく銀銭であるの珍しさあり、将軍綱吉の時代の改元であったことなど語れるストーリーがあり、と何かと興味ひかれる古銭です。3. 貞享通宝の歴史
中国の予言、讖緯説(しんいせつ)によると、江戸幕府の五代将軍である徳川綱吉の時代、天和4年2月21日がちょうど甲子革令にあたり、徳ある人に天命が下されるとされていました。よいことというよりも変乱がおこるととらえられていたため、その厄災を避けるために元号が天和から貞享に改められました。この年に鋳造されたのが貞享通宝です。甲子は縁起のよい字なので厄災を避けるために使われたとも考えられます。しかし実際に通用することはなく試鋳銭にとどまり、家臣へのほうびとして使われていました。4. 貞享通宝の希少価値
試鋳銭は現存する数がなんといっても少ないため、その希少性は非常に高いものになります。さらに誰もが知る徳川綱吉の時代の銀貨ですから、背景のストーリーと共に、コレクターの間では非常に人気のある銭貨です。5. 貞享通宝の買取査定ポイント
状態はもちろんよいに越したことはありませんが、希少性の高さから、保存状態が悪いものであっても十分価値あるものとして査定されます。もちろん本物であることは大前提です。- 本物であるか
- 状態はよいものか
6. 貞享通宝の取引相場価格
低くても1万円以上。5万円の査定が出ることもあります。状態がよいものであればさらに高い金額も期待できる銭貨です。 yahooオークションだと、入札はないですが42万円の価格のものがありました。偽物と書かれていても78000円の価格です。7. 貞享通宝についてのまとめ
二女宝永と同じく、試鋳銭である貞享通宝は、現存する数の少なさから希少価値は非常に高いものになっています。おおいに査定価格を期待してよいでしょう。とはいえ、残念ながら模造品も存在しますから、お手元にある場合は古銭専門の買取業者に鑑定を依頼してみるとよいでしょう。品物の取引相場価格を検索
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