[在日米軍軍票]A1円券(ざいにちべいぐんぐんひょう えーいちえんけん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. A1円券を売りたいお客様へ

在日米軍が使用していた紙幣で、日本の統治下にあった朝鮮で使用されました。外国発行の軍票が法定通貨となった唯一のものという希少性で、B20円券と共にコレクターの間で注目されています。

2. A1円券についての解説

太平洋戦争の敗戦後、連合軍総司令部であるGHQによって発行された軍票です。軍票というのは戦争時に、占領地もしくは勢力下にて現地からの物資調達やその他の支払いのために発行される疑似紙幣ですが、このA1円券については日本の占領下にあった朝鮮を想定して造られていました。
発行は昭和21年(1946年)で、サイズは縦66mm、横78mmです。正方形に近いような珍しい形です。います。B20円券と同じく日本語で「軍事布告に基づき発行す」の表現がありますが全体のデザインはアメリカの紙幣に寄ったものになっています。

3. A1円券の歴史

太平洋戦争で敗戦国となった日本には、戦後さまざまなことに対しGHQの許可が必要となるなどの変化がありました。このA1円券については、日本の占領下にあった朝鮮で使用することを想定して造られ法定貨幣となりました。外国発行のものが法定貨幣になった唯一の事例として歴史的価値があります。

4. A1円券の希少価値

朝鮮で使用されていたとはいえ市場に出回ることが多いA1円券の希少性はあまり高いものではありません。買取価格も数千円程度と思ったよりは高くないという結果になりがちです。

5. A1円券の買取査定ポイント

近代の貨幣は状態がよいものほど高い査定価格になり、状態次第というのが共通したポイントになります。A1円券については、歴史的観点から今後価値が上昇する可能性もありますので、保管の際は折り目がついたり変色したりということのないように注意して取り扱いましょう。

  • 保存状態のよいものかどうか

6. A1円券の取引相場価格

一般的には千円から数千円といった価格帯で取引されますが、状態によっては万を超える査定になることもあります。yahooオークションだと、入札はないですが11000円でありました。

7. A1円券についてのまとめ

B20円券と共に、GHQの占領下にあった日本の状況がわかる資料としての歴史的価値が、今後上がっていく可能性があります。特に状態がよいA1円券をお持ちの場合は、価値の上昇を期待して大事に保管しておくとよいでしょう。売却をお考えのときは古銭専門の業者で鑑定を受けることになりますが、そのときに今後の相場の変化について尋ねてみることをおすすめします。