大判を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!
1. 大判を売りたいお客様へ
大判、小判という言葉はだれもが耳にし、時代劇でも登場するあまりに有名な貨幣です。広くは延金(のべきん)と呼ばれるローラーや槌で薄く広げた金塊の意味です。豊臣秀吉の時代から製造されたという非常に古い価値ある貨幣です。2. 大判についての解説
大口の取引に使われていたのは砂金に代わって登場したのが、練り金または竹長金とよばれる金塊で、形が楕円形のものを大判といいます。「判」というのは品位と量目を意味する墨書と極印の意味です。大きさはおおよそ縦143mm、横84mmですが、天正大判金、慶長大判金、元禄大判金、享保大判金、天保大判金、万延大判金といった種類によって若干の違いがあり、天正大判金の中の天正長大判は2004年まで世界一大きい金貨とされていました。3. 大判の歴史
天正2年(1588年)に豊臣秀吉の命で金貨として規格化され製造されました。造ったのは京金工である後藤四郎兵衛家で、安土桃山時代だけでなく江戸時代まで長く信頼され、徳川家の大判の鋳造をも請け負っていました。高額の代金の支払いに使われるだけでなく借金の返済には金屋にて判金を購入し支払いにあてるしきたりもありました。戦国時代に戦で功績を挙げたものへの褒美として使われたこともあり、江戸時代にも恩賞や贈答用として用いられました。4. 大判の希少価値
種類によって価値が変わります。江戸時代後期に造られた天保大判はもともとの鋳造量が1887枚と少ないことから大変希少性の高いものとされ、非常に高い査定価格となります。大判は古さよりも保存状態や希少性によって価値は決まります。5. 大判の査定ポイント
状態のよいものであることはもちろん重要です。品位と重量を表す墨書がそのまま残っているものであれば、その価値はさらに高いものになります。種類による希少性の違いも重要な査定ポイントです。- 状態のよいものであり、墨書が残っていればなおよし。
- 希少性の高い種類であること
6. 大判の取引相場価格
貴金属としての価値も高い大判は常に非常によい査定価格が期待できます。1枚でも500万円から1000万円になる天保大判、250万円から500万円になる可能性が高い慶長大判など、家宝として代々伝えていきたいほどの価値があります。大判は安いものでも200万円ともいわれるので大事に保存しておきましょう。 yahooオークションで、桐箱つきのものが出ており、たくさんの入札がありました。複製品でも1万円以上しています。7. 大判についてのまとめ
古さよりも種類による希少性によって価値が変わる大判ですが、希少性が高くないものでもそれ一枚で十分な査定価格が出る大変貴重なものです。もし売却をお考えであれば、古銭に詳しい専門業者での適正価格での取引をおすすめします。品物の取引相場価格を検索
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