屏風(びょうぶ)を高価買取!中国美術の査定ポイントを徹底解説!

1. 屏風を売りたいお客様へ

複数枚のふすまを用いた屏風は、部屋の仕切りや装飾に用いられています。ともとは中国美術作品でしたが、日本に流入されてからも独自の発展を遂げてきました。金を背景に、花の桃色や木々の緑、作品によっては精神世界を表す墨の濃淡などが彩られ、見た目は華やかです。ひとつ部屋に置くだけでも豪華に映るので、常に一定の買取ニーズがあります。

2. 屏風についての解説

屏風の絵は日本の風景が色彩豊かに描かれた大和絵、墨の濃淡で表現された水墨画などさまざま。右から左へ向かって季節が移り替わってゆくような絵柄が主流でした。屏風は折ることによって絵に立体感が生まれ、見る角度によってさまざまな表情を感じ取ることができます。

3. 屏風の歴史

屏風の基本構造は、矩形の木枠の骨格に用紙(用布)を貼ったパネルが連なった状態。パネルは向かって右から「第1扇」「第2扇」とカウントされ、すべて接続してできた屏風は、「隻」(畳、帖)といった単位で数えられます。日本の屏風では、奈良、平安時代のものは一隻六扇が一般的でした。しかし鎌倉時代になると、パネルとパネルをつなぐ蝶番に紙製のものが出現。そのため前後に開閉できる屏風が生まれ、屏風全体がひと続きとなる大画面の絵柄も見られるようになりました。14世紀前半代には「2隻」が「1双」と数えられる大型の屏風も定番化します。日本の屏風は、時代を重ねるごとにスケールアップ。安土桃山時代から江戸時代にかけては、城郭に置かれる定番のアートとなりました。

4. 屏風の代表作や作者

  • 「婦女遊楽図」
  • 「婦女遊楽図」
  • 「玄宗楊貴妃遊園図屏風」(狩野永徳)
  • 「聚楽第図屏風」
  • 「屏風覗」(鳥山石燕)

5. 屏風の買取査定ポイント

屏風の買取査定時に最もチェックされるポイントは、その保存状態です。中古の屏風を買うユーザーは、作品をそのまま部屋に飾る可能性が大。ほこり、シミ、汚れ、破れのない屏風ほど、高額で買取されるのが自然です。次に見られるのは作品の種類や作家で、著名な作品ほど高額で取引されます。付属品の箱の有無も、屏風の買取金額を大きく左右します。 代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良好か
  • 製作年代がはっきりしている、作者が分かっているか
  • 付属品があるか

6. 屏風の取引相場価格

屏風の買取相場は非公開にされている場合が多いですが、高額なものは数十~数百万円で取引されるものです。例えば、朝鮮の李朝が作った『山水図屏風』は、日本で発展する前のいわば“元祖”のような作品。その希少性で85万円という高額がつきました。全8扇で前後への折り曲げが可能とあって、部屋のグレードを高めうる一品ですね。

7. 屏風の買取についてのまとめ

日本で独自の発展を遂げた屏風は、複数枚の絵柄がひとつのストーリーを練り上げます。1枚あるだけで部屋のグレードを高めてくれそうです。奈良、平安時代のものは一隻六扇が一般的でしたが、パネルとパネルをつなぐ蝶番に紙製のものが生まれ、パネル間の可動域が拡大。前後に開閉できる、ダイナミックな作品が多く出現しました。安土桃山時代から江戸時代はしばし城郭に置かれ、武家社会で親しまれました。 ディテールや から作成年代を紐解けるのも、屏風の面白さです。基本知識を抑えて専門の買取業者に相談すれば、きっと納得の価格で取引できるでしょう。 日本の屏風は、時代を重ねるごとにスケールアップ。置かれる定番のアートとなりました。