景徳鎮(けいとくちん)を高価買取!中国の陶磁器の査定ポイントを徹底解説!

景徳鎮を売りたいお客様へ

ご自宅の美術品や骨董品の中に、美しい赤絵や青絵が描かれた陶磁器をお持ちではありませんか? 景徳鎮は、景徳鎮窯で製造された陶磁器をいい、かつて中国で活躍した皇帝たちを長く魅了してきた美術品です。 景徳鎮窯が初めて開かれたのは今から1,000年以上前と言われています。景徳鎮は日本に限らず、ヨーロッパ圏にも輸出された非常に幅広く人気がある中国美術品です。 素地に白磁を用いて赤絵や青絵を描いた景徳鎮は、重要文化財や国宝に指定されるものもあり、文化的・歴史的価値にも優れた品物です。 自宅に眠っている景徳鎮をお持ちなら、この機会に専門家へ鑑定を依頼してみてはいかがでしょうか。

景徳鎮についての解説

景徳鎮には、水注や花器、壺や鉢など多くの形状があります。 施される絵付けとしては「青果」と呼ばれる技法が有名で、青味の発色をみせる顔料と透明の釉薬が用いられるのが一般的です。青果は、動植物をモチーフにした文様が描かれ、日本では「染付」とも呼ばれているようです。 そんな景徳鎮は、「世界の陶磁器のふるさと」とも呼ばれ、世界中の焼き物文化を大きく発展させた窯群と言っても過言ではありません。

景徳鎮の歴史

景徳鎮窯が開窯したのは、現在から1,000年以上も前だと言われています。 中国・浮梁県にある景徳鎮市では、景徳鎮以前にも多くの陶磁器を生産しており、明・清の時代になると、これまでの陶磁器の発展系として「青果」を取り入れた景徳鎮の製造が開始されていきました。景徳鎮は、高貴な陶磁器として主に宮廷で親しまれ、一部はヨーロッパ圏やイスラム圏へも輸出されていたといいます。 日本へ景徳鎮が輸入されたのは江戸時代前期と言われ、国内では「南京焼」の名で親しまれていきました。

景徳鎮の代表作や作者

代表作:国宝 重要文化財 祥瑞蜜柑水指<景徳鎮窯>(大阪府) 青花束蓮文大皿(東京国立博物館) 豆彩龍文壺(東京国立博物館) 五彩龍鳳文面盆(東京国立博物館)

景徳鎮の買取査定ポイント

景徳鎮をはじめ、陶磁器は割れや欠けがなく状態が良いものであれば、査定時にマイナス評価がつきにくくなります。 また、景徳鎮は中国で大量に製造されてきた歴史を持ちますが、100年以上前に製造された品物や作者名が記された品物は高額査定を期待できます。 そのほか、サイズや付属品の有無によっても買取査定額は変わってきます。 査定では、以下のようなポイントも考慮される場合があるので事前にチェックしておきましょう。
  • 箱や書物など、付属品の有無
  • 名家で保管されていたもの
  • 明末期~清初期時代に作られたもの、唐もの
  • 辰砂が施された景徳鎮など

景徳鎮の取引相場価格

景徳鎮の取引相場は、3~10万円とやや幅広くなっています。 サイズや状態、付属品の有無などで取引価格が左右されてしまうのも確かですが、高額となる品物は一貫して「珍しいデザイン」が施されているようです。 たとえば、94,000円で取引された景徳鎮の急須は、青果ではなく色とりどりの色彩で絵付けされています。また、底面には製造元と製造年がはっきりと記されているため、高額買取が実現したと考えられます。

景徳鎮の買取についてのまとめ

景徳鎮は、陶磁器の元祖とも言われる名誉ある品物です。 中国だけでなく世界各地へ輸出されていたことから、景徳鎮は太古の昔から高い評価を得ていたことが伺えます。 また、買取相場で見ると、他の陶窯生産品より高い価格であることから、数ある中国陶磁器の中でも人気のある品物だといえます。同じ景徳鎮の中でも、より希少価値が高いものの場合は数十万円という価格がつくケースもあるので、掘り出しものが見つかる可能性もないとは言いきれません。 美術品としての価値はもちろん、文化価値にも定評があるので、扱いに困っている方はこの機会に確かな価値をプロのもとで確かめてみましょう。 SATEeee骨董品・美術品買取では、景徳鎮をしっかり査定させていただきます。 景徳鎮の売却をお考えの方は、SATEeee骨董品・美術品買取 にご相談ください。