舎利塔彫刻(しゃりとうちょうこく)を高価買取!仏教美術の査定ポイントを徹底解説!
1. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)を売りたいお客様へ
舎利塔とはお釈迦様は聖人の遺骨や遺灰である舎利を納めた塔のことを指します。日本では室内に安置して信仰するための工芸品のことを指し、舎利塔彫刻ともいいます。日本では本物の舎利は手に入りづらいため、水晶などを納めたものもあります。仏像と同じく信仰の対象となった舎利塔彫刻。舎利塔になかなか参拝できない方向けに作られたこの工芸品は、その時代ごとに様々な意匠が施されています。そんな様々な素材や形で作られた舎利塔彫刻は、古美術品としても収集する方がいらっしゃる工芸品です。2. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)についての解説
お釈迦様や聖者の遺骨や遺灰である舎利を納めた舎利塔を模した舎利塔彫刻。仏教の発祥の地インドでは多くの舎利塔が作られています。その中で主に室内に置く小塔のことを舎利塔といいます。舎利塔彫刻は、そんな舎利塔を信仰の対象として身近に置きたい願いかた生まれました。大きさは約10cm~80cmくらいのものが主流です。3. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)の歴史
舎利塔は、お釈迦様や聖者の遺骨を祀る場所として建てられました。多くある舎利の中でも、お釈迦様の遺骨や遺灰は「仏舎利」といいます。インドのストゥーパを模して作られた仏教建築となっています。日本では最初の舎利塔は、飛鳥時代に五重塔や三重塔などの木造建築として表されました。その後806年に真言密教と仏舎利が持ち帰られたことから、舎利塔信仰が再燃し、室内でも礼拝できるように舎利塔彫刻が作られました。4. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)の代表作や作者
- 唐招提寺(奈良県)金亀舎利塔(国宝)
- 東京国立博物館(東京都)金銅舎利塔(国宝・重要文化財
- 長蔵寺(岐阜県)長蔵寺舎利塔及び須弥壇(重要文化財)
- 本興寺(石川県金沢市)木造日蓮聖人坐像附胎内舎利塔(市指定文化財)
5. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)の買取査定ポイント
舎利塔彫刻は主に、木・銅・青銅・水晶などで作られています。保存状態が良く、作りが精巧なほど高値が付く傾向にあります。また小さいものでも、細かい彫刻が施され、製作年代が古く、購入した場所がはっきり分かる証明書などがあれば高額査定になる可能性があります。 代表的な査定ポイント- 唐招提寺(奈良県) 金亀舎利塔(国宝)
- 東京国立博物館(東京都) 金銅舎利塔(国宝・重要文化財
- 長蔵寺(岐阜県)長蔵寺舎利塔及び須弥壇(重要文化財)
- 本興寺(石川県金沢市) 木造日蓮聖人坐像附胎内舎利塔(市指定文化財)
6. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)の取引相場価格
舎利塔彫刻の取引相場価格は約1万円前後です。小さくても精巧な作りや彫刻が施されているものは高値になる傾向にあります。また時代が古く、出処がはっきりしているものも高額査定になります。7. 舎利塔彫刻しゃりとうちょうこく)の買取についてのまとめ
お釈迦様や聖人の遺骨を納めた舎利塔を模した舎利塔彫刻。室内に安置し尊崇できるように、日本では9世紀頃から作られ始めました。日本では本物の舎利は手に入りづらいため、インドの舎利塔の前で供養した宝石や水晶などを仏舎利の代用品として納めることもありました。舎利塔彫刻は、元々室内に置くものとして作られているため、飾りやすい仏教工芸品です。小さいものも多いですが、精密な彫刻が施されているものは高値がつきやすくなります。品物の取引相場価格を検索
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