多宝塔彫刻(たほうとうちょうこく)を高価買取!仏教工芸の査定ポイントを徹底解説!
1. 多宝塔彫刻を売りたいお客様へ
その佇まいの美しさに定評のある多宝塔。そんな多宝塔を模した多宝塔彫刻は、自宅で手軽に仏教建築を楽しめることから人気のある仏教工芸品です。そんな多宝塔彫刻はその完成度の高さから仏教ファンだけでなく、古美術品としても注目を集めています。2. 多宝塔彫刻についての解説
多宝塔は仏塔の形式の一つです。平面が方形の屋根の上に、平面が円形の上層を重ねた後、四角錐形の屋根を更に重ねたものをいいます。主に真言宗系の寺院で多く見られます。多宝塔はお釈迦様が説法を行っている際に、多宝如来の塔が湧き出てきて中にいた如来がお逆さまに並座を嘆願したことから信仰の対象となりました。 多宝塔彫刻はそんな多宝塔を身近に置いておきたい願いから生まれた仏教工芸品になります。3. 多宝塔彫刻の歴史
現在日本で見られる多宝塔の形式は、日本独自のものとされています。古代日本では、中国と同じく五重塔や三重塔が主流であったと考えられます。現在のような多宝塔ができたのは、1608年に平内政伸の「匠明」に記述があったものが初出とされています。 その頃から寺院建築として作られた大きなものと、室内や屋外に置かれるような小さめの多宝塔が作られました。中には仏像を安置したものが多いようです。そんな多宝塔を更に一般家庭の家でも置いておきたいとして作られたのが、多宝塔彫刻になります。4. 多宝塔彫刻の代表作や作者
- 三渓記念館(神奈川県) 木製多宝塔(室町時代後期 重要文化財)
- 宮城県松島町 唐銅製多宝塔(伝南宋時代 県有形文化財)
5. 多宝塔彫刻の買取査定ポイント
木製・陶製・石製など多岐に渡る素材で作られています。どれも制作年代が古く、状態が良いものは高値がつきやすくなります。また木製や石製であれば彫刻が細かいものが、陶製であれば発色の美しいものが人気があります。 代表的な査定ポイント- 保存状態は良好か
- 入手時の状況や制作年代の分かる証明書があるか
- 彫刻品に銘が刻まれているか
- 意匠が細かく施されているか
7. 多宝塔彫刻の買取についてのまとめ
多宝塔彫刻の素材には様々なものがあり、自宅に置きやすいサイズの木製や陶製のものは人気が高いです。小さいものでも、彫刻が細かく陶器であれば発色が綺麗なものは高値がつくこともあります。家にあるけれど、どうしていいか分らない……という方は、一度買取査定をしてみてはいかがでしょうか。まずはお気軽に「SATEeee骨董品・美術品買取」までお問い合わせください。 多宝塔彫刻の売却をお考えの方は、SATEeee骨董品・美術品買取 にご相談ください。品物の取引相場価格を検索
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。