釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)を高価買取!仏像の査定ポイントを徹底解説!

1.釈迦如来像を売りたいお客様へ

釈迦如来とは、仏教の開祖であるお釈迦様を仏として敬う呼び名です。日本では仏教伝来と共に信仰を集め、多くの仏像が作られました。日本人ある私たちが「お釈迦様」と親しみを込めて呼んでいるのはこの釈迦如来になります。仏教の初期では「仏」といえば釈迦如来を指しますが、様々な宗派が作られるようになり阿弥陀如来、大日如来などが表れてきました。そんな仏教の開祖である釈迦如来像は古くから信仰を集めており、仏教ファンや仏像ファンなどが収集をおこなっています。

2.釈迦如来像についての解説

釈迦如来とは仏教の開祖であるお釈迦様が悟りを得た姿です。仏像が造られ始めた頃より、様々な釈迦如来像が誕生しました。最も一般的は姿は、印を結んでいる単独像として表されます。その他普賢菩薩や文殊菩薩と並び釈迦三尊像として並ぶ姿も多く見られます。また釈迦の主要な弟子である十大弟子を眷属として従えた仏像も存在します。 その他、釈迦の誕生の姿を描いた誕生仏や、苦行を終えた姿の出山釈迦像、横臥像である涅槃像なども釈迦如来像に含まれます。

3.釈迦如来像の歴史

元々仏教では神像を作る習慣がなかったため、お釈迦様が入滅してから約6百年程、仏像が無い時代が続きました。その後、偉大なお釈迦様の姿を残そうと西北インドのカンダーラ地方とマトゥーラ地方で仏像が作られるようになりました。 その後日本へは仏教の伝来と共に伝わったとされます。仏教の開祖であるお釈迦様の姿を表した釈迦如来像は、伝来した当初より多く造られ今日まで信仰を集めています。

4.釈迦如来像の代表作や作者

  • 法隆寺金堂(奈良県)  釈迦三尊像(国宝)
  • 蟹満寺(京都府)    釈迦如来坐像(国宝)
  • 室生寺弥勒堂(奈良県) 釈迦如来坐像(国宝)

5.釈迦如来像の買取査定ポイント

仏像は多くの素材で出来ています。主なものでも、金銅仏・石造・木造・乾漆造・塑造などがあります。その中でも人気なのは見た目にも美しい鍍金を施した金銅仏や、細かい彫刻が施された木造などです。また珊瑚や象牙など珍しい素材に彫られた仏像なども高値がつきやすくなっています。 代表的な査定ポイント
  • 保存状態は良好か
  • 素材は何で出来ているか(高級な木材・金属・宝石などに彫刻が施されたものは高値の可能性もある)
  • 制作年代や作者が分かっているか(証明書があれば尚良し)
  • 細かな彫刻が施されているか

6.釈迦如来像の取引相場価格

素材や大きさが異なれば金額も違ってきます。10cm~数10cm程の木造のものであれば5,000円前後。金属製であれば重さにより1万円~数万円程です。ただし作者や制作年代などが分かっていれば10万円以上の値がつくこともあります。

7.釈迦如来像の買取についてのまとめ

日本人にとっても馴染みの深いお釈迦様の姿を表した釈迦如来像。日本では仏教が伝来した6世紀から今日まで信仰されてきました。数多くある仏像の中でも実在した人物を表したのはこの釈迦如来像のみとされ、とても親しみやすい姿をしています。 そんな釈迦如来像を手放ければならなくなった時は、買取に出してみてはいかがでしょうか。日本仏教に馴染み深いため、釈迦如来像は買い手が見つかりやすくなっています。また細かな彫刻や高級木材、金属を使用しているものは高値がつく可能性もあります。