斉白石(せい はくせき)を高価買取!中国美術の代表作の査定ポイントを徹底解説!
1.斉白石を売りたいお客様へ
斉白石は、中国画の大家として有名です。特に、近年は中華圏で美術品への需要が高まっており、斉白石の作品は世界的なオークションにおいて、54億円もの高額な値段で落札されました。斉白石の独自のシンプルで堂々とした画風は、時を超えた人気を誇っています。2.斉白石についての解説
京師四大画家(斉白石、凌文淵、陳半丁、陳師曽)の一人で、中国絵画の巨匠です。自由で大胆、かつシンプルな筆致が特長です。 当初、伝統的な山水画から外れた存在であった斉白石の山水画は中国国内ではあまり評価されていなかったようです。 しかし、展示会などを通じて斉白石の作品は高く評価されるようになりました。中国政府からは、人民芸術家の称号を与えられ、90歳になっても年間600点の作品を描いたという、とてもパワフルな画家です。 短期間ではありますが、日系アメリカ人芸術家イサム・ノグチが画法を学ぶために師事したことは有名です。 その後、イサム・ノグチは斉白石の技法のエッセンスを吸収し、独自の作品を作り上げました。3.斉白石の歴史
斉白石の画家としてのデビューは、決して早いとは言えません。もともと貧しい農家の出身で、体が弱かったと言われています。14歳から指物師として働き始め、斉白石の作る木工作品は定評がありました。 27歳になって書を学ぶようになり、花鳥画や山水画、篆刻などを勉強しました。40歳頃からは各地を旅行して視野を広げ、その後北京に移住し、本格的に絵を描く生活に入ります。 若い時から絵一本で生活してきたタイプの画家ではなく、大器晩成型の天才的な画家です。60歳の時に、日中連合絵画展に出店し、広く名前が知られるようになりました。4.斉白石の代表作や作者
「蝦墨図」(韓天衡美術館) 「群龍入海図」5.斉白石の買取査定ポイント
斉白石の作品の人気は高く、国内外のオークションでも高値がつく傾向にあります。買取のポイントは、本物であり、なおかつ保存状態が良いことです。カビが生えていたり、虫がついていないかなど、状態をよく確認してください。 斉白石の作品名や、描かれた年代がわかるものがあれば、歴史的価値が高いため高く評価されます。 斉白石は、世界的に有名な画家であり人気があるため、本物であれば高額査定される可能性があります。6. 代表的な査定ポイント
- 本物であること
- カビや虫がついていないなど、保存状態が良いこと
- 作品名や年代がわかる資料が付属しているとなお良い
- 斉白石は人気作家のため、高額査定される可能性がある
7.斉白石の取引相場価格
2011年に行われたオークションでは松にとまった鷹の絵が約54億円で落札され、ピカソの絵よりも高いことが話題になりました。また、エビが沢山泳いでいる絵画「群龍入海図」は13億円以上(1億元:1元13円換算。)で落札されたこともあり、中国国内では非常に人気がある高価な作品と言えます。 日本国内では、180cm×40cm程度のサイズの作品で10万円を超えて取引されています。 斉白石は、沢山の作品を描いているので、作品の中でも有名なものは、今ご紹介したものよりも高額な値段が付く可能性があります。8.斉白石の買取についてのまとめ
斉白石は、中国を始め世界的に人気がある画家です。オークションでは54億円という高値がつくなど、世界的な需要が見込まれています。また、日本国内でも10万円以上で取引されています。保存状態がよく、有名な作品は高額な値段がつく可能性があります。品物の取引相場価格を検索
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