粉彩(ふんさい)を高価買取!中国の陶磁器の査定ポイントを徹底解説!

粉彩を売りたいお客様へ

見た目がかなり華やか、とても昔に作られたとは思えないほどの鮮やかな色彩の中国風の壷や絵皿。もしかすると粉彩かもしれません。 粉彩のうち、模様が全面にほどこされているものを「夾彩(きょうさい)」、現代でいう絵皿のような図柄のものを「古月軒(こげつけん)」と言います。日本の焼き物にも応用された技術を使った品でもあり、歴史的な価値のある品です。 大きい作品になると、50万円以上の値段で取引されることもしばしばです。 粉彩をお持ちで、買取査定を検討されている方向けの、粉彩の基本的な歴史や概要などをご紹介します。買取に出す前に、どんな歴史を持つものなのか知っておきましょう。

粉彩についての解説

粉彩とは、ぼかし技法が特長の陶器の彩色方法です。 粉彩の技法は清朝の康煕年間において中国で発明され、その後日本にも渡ってきて各地の焼き物に応用されました。ほうろう焼などとも言われ、分厚く塗られた釉薬がほうろうのような質感を出します。 全面に模様がぎっしりと敷き詰められたものを、「夾彩(きょうさい)」といい、白地に絵を描いて絵画のようにしたものを「古月軒(こげつけん)」と言います。今でいう、絵皿に近いものができました。 また、ヨーロッパの絵画をそのまま写したような作品もあります。「粉彩西洋人物図連瓶 」など、ヨーロッパで作られたようにも見えますが、実は中国で作られた粉彩の一種です。

粉彩の歴史

粉彩は、もともと西洋から伝わった七宝や、琺瑯(ほうろう)の技法が元になっています。琺瑯とは、今でも日常生活で使うことのあるホーロー(ほうろう)にも関連していて、白いエナメル質の釉薬のことを「琺瑯釉薬(ほうろうゆうやく)」言います。 現在使われているほうろうは、琺瑯釉薬を加工した金属に塗ったものです。粉彩は、琺瑯釉薬に使う粉を少量混ぜて、琺瑯の持つ艶やかで不透明な白の質感を出した焼き物です。釉薬に粉を少量混ぜたことで、絵付けの絵の具の吸収も良くなり、さらに絵付けの絵の具にも粉を混ぜ、分量を変えることでぼかしの表現が可能になりました。

粉彩の代表作や作者

粉彩梅樹文皿 (東京国立博物館蔵 重要文化財) 粉彩西洋人物図連瓶 (青永文庫蔵)

粉彩の買取査定ポイント

粉彩の買取査定ポイントは、絵柄に傷や剥がれがないこと、土台などが付属していれば残っていることがポイントです。細かい絵柄が焼き付けられているので、保存状態が悪いと絵柄が欠けてしまいます。 全体を覆うように模様が描かれていて、なおかつ細かく描き込まれているなど、精巧な絵柄の場合は評価も高い傾向にあります。粉彩は、その華やかさが特長なので、保存状態には気をつけておきましょう。
  • 絵柄に傷・剥がれがない(良好な保存状態)
  • 付属の土台が残っている

粉彩の取引価格相場

取引価格相場は、数万円〜数十万円、品物にとってはさらに高価格がつくこともあります。壷など大きい作品になると50万円以上の値段がつくこともあります。 意外かもしれませんが、本物の方が雑な作りをしていて、模倣品の方が精巧な表現の絵付けがされているということもあり、本物よりも精巧に作られた模倣品の方が高い値段で取引されることもあります。本物かどうか分からなくても、買取査定に出してみる価値はあります。

粉彩の買取についてのまとめ

粉彩は中国の清朝で発明された、現代にも通じる陶器の絵付けの技法です。ぼかしが可能になったことと、ほうろうの質感を取り入れたことで表現がとても豊かになりました。 豊かな色彩感覚は、現代の価値観においてもその美しさが評価されています。しばしば数十万円以上の高額な値段で取引されており、美術品としての価値は大変高いと言えます。細かい図柄など、より手間暇のかかった作品が高評価な傾向にあります。 粉彩の売却をお考えの方は、骨董品・美術品買取コネクトにご相談ください。 粉彩の売却をお考えの方は、骨董品・美術品の買取コネクト にご相談ください。