辰砂(しんしゃ)を高価買取!中国の陶磁器の査定ポイントを徹底解説!

辰砂を売りたいお客様へ

押入れや蔵に、鮮やかな色や文様が特徴的な焼き物を見かけた記憶はありませんか? 辰砂釉を施して焼かれた陶磁器は、鮮やかな紅色一色のものから文様が描かれたものなど様々です。 形状においても壺や筆筒、鉢や茶碗など様々ですが、中でも辰砂の壺が有名です。 先祖から受け継いだ品物や蔵の奥から出てきた古い品物などは、思いもよらぬ価値を持っている場合があります。 骨董品は一目で価値を判断しづらく、扱いが難しい品物です。もしも、辰砂の特徴に当てはまる陶磁器をお持ちなら、一度専門家のもとで鑑定してもらってみてはいかがでしょうか。

辰砂についての解説

辰砂は、白磁などの陶磁器に釉薬(ゆうやく)として用いることで、その美術的価値を高めています。 焼成の過程では、蒸発しやすい辰砂の性質によって紅色ではなく緑色に変色してしまうものも多く、鮮やかな紅色が発色していればいるほど陶磁器の魅力は高いと言えます。 ちなみに、辰砂という名称は産出が盛んだった中国・辰州(現在の湖南省付近)から名付けられました。日本においても弥生時代に産出されていた記述が残っているようで、日本での名称は「丹(に)」だったと言われています。

辰砂の歴史

中国・辰州で多く産出された辰砂は、漢方薬や朱墨の原料として用いられました。陶芸品においては辰砂釉として広く用いられました。釉の焼成過程では、発生する水銀を含ませない代わりに銅を含ませたことで、陶磁器の焼成時には鮮やかな赤色が発色するようになったようです。 辰砂釉を施した陶磁器は高麗時代末期から朝鮮時代にかけて広く製造・普及され、現在では美術品としての価値を持つ中国美術品として知られています。

辰砂の代表作や作者

代表作(作者): 辰砂釉扁壺(河井寛次郎) 辰砂香器(河井寛次郎) 辰砂碗(河井寛次郎) 辰砂釉象嵌草花文扁壺(島岡達三) 辰砂蓮花文壺(作者不明、朝鮮時代18世紀)

辰砂の買取査定ポイント

辰砂釉が施された焼き物は、主にサイズや重さを基準に査定します。 ただし、表面の質感や発色の良さによっては同じサイズの品物でも高評価を得られ、買取金額も高額となるようです。 そのほか、割れや欠けがない品物、有名作家品、箱付きの品物など、査定ポイントが高くなるいくつかのポイントがあります。
  • 艶やかな質感、鮮やかな発色が見られる
  • 凝った造形で類似品が少ない
  • 制作された時代や作者名が分かる
  • 保存状態が良く証明書などの付属品がある

辰砂の取引相場価格

辰砂釉が施された陶磁器の取引価格相場は、3万円前後です。 小さな茶碗や鉢は、1万円前後と取引金額がやや低くなる傾向がありますが、壺や花瓶などの大振りな品物なら3万円を越える取引額がつくケースもあります。 また、製造時期や作家が判別できるものは比較的高価で取引されています。 高額な取引金額がついた一例としては、「青磁竹鷲壺(作:田村耕一)」に辰砂釉が施された品で80,600円の値がつきました。

辰砂の買取についてのまとめ

辰砂釉が施された陶磁器は、文化的価値や美術的価値を秘めています。 かつて青磁や白磁は中国宮廷で親しまれてきましたが、その後世間に広く普及する過程で様々なデザインが生み出され今日に至りました。 取引価格は希少なもので数十万円の値がついたりと、価値ある品物も出回っています。 しかし、他の中国美術品に比べると取引相場は全体的に低く、高価取引のケースそのものが珍しいと言えます。品物の正しい価値を知るためにも、この機会に専門家に査定してもらうといいでしょう。 骨董品・美術品買取コネクトでは、辰砂の中国美術品をしっかり査定させていただきます。