唐三彩(とうさんさい)を高価買取!中国の陶磁器の査定ポイントを徹底解説!

唐三彩を売りたいお客様へ

ご実家の蔵や押し入れの奥に、唐三彩が施された陶器の象はありませんか? 唐三彩は、中国美術品の一つで緑色や褐色、藍色など鮮やかな色彩を持つ焼き物の一種です。 唐三彩と言う名前は、19世紀に唐三彩を発掘したときに発表された論文に「three-color glaze」と書かれていたことが名称の元になっています。 「three-color」と書かれているように、複数の色を組み合わせて作られています。 唐三彩に分類される美術品の中には重要文化財や国宝に指定されるものもあり、美術的な一面だけでなく文化財としての価値も高く評価されています。自宅に中国美術品の唐三彩を眠らせている方は、この機会に専門家のもとで鑑定してもらってみてはいかがでしょうか。

唐三彩についての解説

唐三彩とは、副葬品として生産された焼き物に施された釉薬(ゆうやく)の色彩を表しています。唐三彩に分類される陶器にはクリーム色や褐色、緑色、藍色、紫色など様々な釉薬が施されますが、中でも「緑色・褐色・藍色」もしくは「クリーム色・緑色・白色」の組み合わせが多く用いられることからこの名が付きました。 形状には皿や壺をはじめ、杯や動物(馬、ラクダ、牛、羊、ライオン、虎)など多くの種類がありますが、いずれも約三色の釉薬でデザインされている点が特徴です。

唐三彩の歴史

唐三彩は、19世紀末の鉄道工事で大量に発掘されたことで、一躍世界中に広まりました。 当時、中国・唐の墳墓を掘り起こした際、鮮やかな壺や動物、人形などの焼き物が発見され、出土品の報告を兼ねた論文では「three-color glaze」と発表されました。唐三彩という名称は、この論文の訳語が由来になったといわれています。 唐三彩は、一部で日用品や装飾品として使用されていたようですが、そのほとんどは副葬品として貴族の墳墓から出土しています。唐三彩が世に知れ渡ると、美術品としての価値が高く評価されると同時に盗掘も盛んにおこなわれ、一部の唐三彩は世に知られることなく持ち去られてしまったといいます。 唐三彩に描かれたデザインは当時の社会や風俗を表し、13世紀~15世紀半ばごろにはシリアやキプロス、イタリアへと渡りました。唐三彩の技術は、日本では奈良三彩(正倉院三彩)や渤海三彩で用いられています。

唐三彩の代表作や作者

代表作:国宝 重要文化財(美術品) 唐三彩花文大盤(東京都) 国宝 重要文化財 唐三彩花文盤(東京都)

唐三彩の買取査定ポイント

唐三彩は、三色の鮮やかなデザインが魅力的な品物ですが、中でも発色が鮮明で大胆な文様を描いている品物は美術品としての価値が高いようです。また、重厚な器形であるとサイズや重さ、見た目の印象が大きく、高く評価される傾向があります。 そのほか、陶磁器全般は割れや欠けがなければ評価でマイナスがつきにくく、製造年や作者名の印など、以下のような項目に当てはまると高価買取を期待できます。
  • 描かれたデザインの鮮やかさ、華やかさを重視
  • 立像や動物などの造形美も買取査定に影響あり
  • 制作された時代や作者名が分かる
  • 保存状態が良く、付属品(箱や書物など)がある

唐三彩の取引相場価格

唐三彩の取引価格は、5,000円~5万円が相場です。 50cmを超える大振りなものだと3万円前後の価格がつきやすいようですが、状態や形状、文様の色彩、デザインによっても価格は左右されるようです。 たとえば、色彩が鮮やかな唐三彩の壺はそれぞれ10,040円、10,500円、15,111円で取引された実績があります。 一方、10cm前後の小ぶりな唐三彩の場合は数千円での取引が盛んです。ただし、小さなものでも製造年や作者名が記されていれば高額となるので、まずは専門家のもとで確かな価値を鑑定してもらいましょう。

唐三彩の買取についてのまとめ

唐三彩は、それまでの陶磁器美術品に新たな技術を取り入れた文化価値の高い品物です。 小さな品物も多いため美術品として飾る方も多く、中国美術品市場においても若干の需要があります。買取価格で見ると他の中国美術品に比べて低い印象がありますが、これは副葬品として作られた唐三彩全般が「小ぶりな美術品」であることが要因と考えられます。 三色の色彩が特徴的な唐三彩の陶磁器をお持ちの方は、この機会に中国美術品鑑定のプロへ査定を依頼してみてはいかがでしょうか。 骨董品・美術品買取コネクトでは、唐三彩をしっかり査定させていただきます。 唐三彩の売却をお考えの方は、骨董品・美術品の買取コネクト にご相談ください。