花台(はなだい)を高価買取!中国美術の査定ポイントを徹底解説!

花台を売りたいお客様へ

蔵の整理などで、中国美術の古い花代が出てきたことはありませんか?古い花代は、紫檀などの貴重な木材で作られており、骨董品としての10万円を超えることもある価値のある作品です。古い花台をお持ちの場合は、ぜひ査定に出してみることをおすすめします。

花台についての解説

中国美術の花台は、花瓶を置く小さいテーブルのような家具です。 また、切り株のような形や切り株に足がついた形をしているものもあります。 花台は文字通り、花瓶を置いて花を観賞するための道具です。実際花瓶を置くために使われている例もありますが、花台そのものも観賞価値があります。また花瓶ではなく、お香を焚くための香炉を載せる台も花台と称されます。

花台の歴史

黒檀や紫檀などの現在でいう銘木は、遣唐使の時代に中国から輸入されるようになりました。これらの木をまとめて、唐木と呼び、輸入された唐木を使った花台作りは大阪や京都など西日本を中心に発達しました。唐木を使って日本で作られた花台は、現在でも作られています。 一方、中国で作られた花台は香炉台とも呼ばれています。形は日本で作られている花台と似ていますが、側面の彫刻が細かく美しいことが特長です。いずれにしても、中国の花台も日本の花台も原材料は中国産の黒檀や紫檀を使用しています。

花台の代表作や作者

花台(法隆寺蔵) 木製香炉台(安養寺蔵)

花台の買取査定ポイント

花台を単体で査定する場合は傷がない、折れていないなど保存状態が良いものが高く評価されます。香炉とセットで売る場合は、花台の作りが雑だと香炉が偽物である可能性が考えられます。本物の香炉と花台であれば、花台の作りが雑になることはないためです。 彫刻の部分が精密に作られていること、全体としてしっかりしていることがポイントです。また、素材は黒檀や紫檀など貴重な木材であると高評価になります。
  • 傷や破損がない
  • 作りが雑ではない
  • 黒檀や紫檀で作られていること

花台の取引相場価格

中国美術の花台は、高価なものは10万円程度で取引されています。作りがしっかりしており、細工も手が込んでいてさらに保存状態が良いものは10万円を超えます。一方、あまり細工のないシンプルなデザインであっても、6万円程度で取引されるなど、数万円〜数十万円の間の値段が付くことが多いです。シンプルで目立たないからといって諦める必要はありません。

花台の買取についてのまとめ

中国美術の花台は、花瓶や香炉を置くための道具です。単なる道具としてではなく、花台そのものにも美術品、骨董品としての観賞価値があります。取引価格は6万円〜10万円程度で、作りがしっかりしており質の高い花台は定評があります。シンプルなデザインの花台は、現在の感覚にもマッチします。知らずの間に使ってしまって傷が入らないように注意してください。