天安門図第5版を高価買取!中国切手の査定ポイントを徹底解説!

1.天安門図第5版を売りたいお客様へ

1951年に発行された中国切手です。前年には天安門図第3版が発行されていますが、それよりも価値が高く、コレクターの間でも高値で取引されているのが特徴です。第3版とほとんど同じ絵柄でありながら価値が高いのは、元々の額面が高額であることが影響しています。現存枚数が少ないこともその希少性を高める理由になっています。

2.天安門図第5版についての解説

天安門図第5版の絵柄はいずれも同じではあるものの、全部で6種類の切手が発行されています。番号は普5が割り当てられているため普通切手に該当しますが、額面は1万~20万と非常に割高であり、第3版との大きな違いにもなっています。

3.天安門図第5版の歴史

1950年に発行された第三版に続き、天安門図第5版が発行されました。当時の切手としては額面の高さが特徴ですが、1966年~77年にかけて行われた文化大革命に合わせ、その多くが処分されてしまいました。発行部数は不明ですが、現存数は少ないと考えられています。

4.天安門図第5版の希少価値

その希少価値の高さゆえに、高値取引が当たり前なプレミア切手の一種として認知されています。流通や輸出が禁止され、回収対象になった切手であり、現存する天安門図第5版は非常に限られています。そのため、使用済みのものであったとしても高値で取引されており、未使用で状態が良いものであれば買取価格も跳ね上がります。

5.天安門図第5版の買取査定ポイント

天安門図第5版を買取してもらう上で重要なポイントは、汚れや破れの有無と額面の金額です。使用の有無は買取金額にほとんど影響せず、消印付きのものでも高値が期待できます。また、バラで売る場合と6種セットで売る場合とで価格は変わります。

  • バラか6種類セットか
  • 額面の金額(1万と20万で価値が変わる)
  • 切手そのものの状態(汚れ・破れの有無)

6.天安門図第5版の取引相場価格

取引相場は、中国切手全体の相場の影響を受けますが、総じて高値で取引されている傾向があります。数十年前に流通が禁止になったこともあり、全6種類がセットになっていれば70万円~90万円程度の落札価格が付くほどです。中国切手の中でもトップクラスの取引価格です。 また、10万・20万の額面の天安門図第5版であれば、バラでも20万円~50万円の値段で取引されています。1万~5万の額面も同様に高値取引される傾向があり、額面の2倍近い価格が期待できます。

7.天安門図第5版の買取についてのまとめ

1951年に発行された天安門図第5版は6種類あり、いずれも額面の高さが特徴です。文化大革命によって大半が失われてしまいましたが、現存するものは希少性が高く、仮に使用済みの切手であっても高額取引されています。6種類が揃っている場合はもちろんのこと、10万と20万の額面の切手は、それぞれバラの状態でも数十万円の価値があります。