犀角(さいかく)を高価買取!中国美術の査定ポイントを徹底解説!
犀角を売りたいお客様へ
犀角とは、サイの角です。中国では古来より漢方薬としてだけではなく、彫り物をした食器としても利用されてきました。 現在出回っているものは、大きく分けると犀角の粉末、丸のままの犀角、加工された食器の3種類です。 ワシントン条約により、犀角は条約発効以前のものの取引に限定され、大変貴重な品といえます。1g1万円以上の価値が有る貴重な品だからこそ、きちんと査定してもらうことが必要です。犀角についての解説
文字通り、犀角はサイの角です。犀の角は、その形を生かして食器として使われてきました。形は、花が上に開いたような逆三角形をしています。犀角にお酒を入れると、あめ色に変化するという特徴があります。 一方で、粉末になった犀角も売られていることがありますが、骨董品としてではなく、漢方薬としての用途の犀角であることが考えられます。犀角の歴史
サイは、中国の人々の暮らしの中にありました。角を食器に加工したり、粉末にして漢方薬として利用することのほか、角だけではなく、皮革はベルトとして使われたという記録もあります。 サイの乱獲により、7世紀頃にはすでに中国のサイは珍しくなっており、珍しさとともに貴重品としての価値が上がって行きました。現在は、ワシントン条約でサイは保護されており、自由に捕獲することはできません。犀角の代表作や作者
彫犀角荷葉式盃 彫犀角蓬瀛仙侶盃犀角の買取査定ポイント
犀角は、現在では原則として取引が禁止されています。また、犀角と称して、中身は牛やほかの動物の骨であったという事例もあるため、本物であることが重要です。また、角の形が残っているものについては売買には登録証が必要なため、一般財団法人自然環境研究センターが発行した登録証を準備してください。- 本物の犀角であること
- 一般財団法人自然環境研究センターが発行した登録証があること(角の形が残っている場合)
犀角の取引相場価格
犀角は、1gあたり11000円という高額で取引されています。丸のままの犀角は、グラム単位に換算されて値段がつけられることが多いです。犀角の食器は、出回っている数そのものが少ないので、確定的な値段は不明ですが貴重な品には変わりなく、高く評価されると考えられます。犀角の買取についてのまとめ
現在では入手しづらい犀角は、粉末、食器、角そのものの形で取引されています。偽物が多いので、犀角に詳しい人に査定してもらうことが重要です。1g1万円以上することもある貴重品の上、取引が制限されている品なので、業者選びは慎重になさってください。品物の取引相場価格を検索
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。