象牙製の撥を高価買取!象牙の査定ポイントを徹底解説!

1.象牙の撥を売りたいお客様へ

象牙の撥は、象牙を削り出して作られた品の一つで、数ある三味線用の撥の中でも特に高値となっています。一般的な撥と比べても美しい音色を奏でると評判があります。耐久性の高さも特筆すべきで、愛用している方も少なくはありません。素材が象牙のため業者も買取を行っており、状態が良いものならば高額で売却できる可能性があります。

2.象牙の撥についての解説

象牙の撥は独特の網目模様を持っており、アイボリーに近い黄色がかった色が特徴です。一般的な撥よりも光沢感が出ており、手に持った際は重みがあります。他の象牙製品より造形はシンプルですが、光沢感などはまさに象牙そのものです。

3.象牙の撥の歴史

象牙が日本へ伝わったのは平安時代の頃と言われています。その後沢山の作品・製品が生み出されましたが、象牙の撥の歴史は比較的浅く、江戸時代に入ってからのことです。江戸時代に三味線が普及し始め、それに合わせて象牙の撥が生まれたと考えられています。

4.象牙の撥の希少価値

現在は象牙そのものの価値が非常に高いですが、象牙の撥も同様に希少性は高くなっています。他の象牙製品に比べてニーズは限られるものの、三味線を嗜んでいる人々にとっては逸品であり、象牙の撥の需要は高いのが特徴です。このため、他の撥より取引価格が高値になっています。大きさや重さによっては更に希少価値が高まります。

5.象牙の撥の買取査定ポイント

買取業者へ象牙の撥を買い取ってもらう時は、撥の破損や変色、撥の大きさや重さに注意が必要です。いずれも査定価格に影響が及びますが、特に変色には気を付けましょう。なお、撥の形状により基本価値が変わります。一般にはマル撥のほうが高く、ハギ撥は価値が低くなっています。
  • 破損と変色の有無
  • 撥そのものの大きさ・重さ
  • 撥の形状(マル撥かハギ撥か)

6.象牙の撥の取引相場価格

象牙製品は多数ありますが、象牙の撥の取引相場はそれらに匹敵しています。3千円~5千円前後で取引されている象牙の撥もありますが、その多くはハギ撥で、コンディションが並品ばかりです。大半の象牙の撥は1万円以上の価格で取引されており、特にマル撥については高値が付いています。 べっ甲塗りなど、何らかの加工がされた象牙の撥もありますが、通常のものより高値が期待できるでしょう。ただし、マル撥であってもコンディションが重要なことに違いはありません。

7.象牙の撥の買取についてのまとめ

象牙の撥は重厚感があり、三味線の美しい音色が楽しめると評判です。比較的珍しい品とも言えますが、三味線愛好家らのニーズが高いのが特徴です。ただし、もし売却するならコンディションに注意しましょう。特に象牙が欠けてしまったものは価値が下がります。他にも汚れや変色が影響しますので、保管や手入れには気を付けておきましょう。