銀杯(ぎんぱい)を高価買取!皇室下賜品の査定ポイントを徹底解説!

1. 銀杯を売りたいお客様

銀杯はその名の通り、銀製の盃やカップのことを指します。日本においては賞杯として贈られるものの中に銀杯があります。現在でもお祝いの品として銀杯が贈られています。特に100歳になると首相から贈られる銀杯などが有名です。この長寿のお祝いに杯を贈る制度は昭和38年頃から行われはじめました。当初は木製の杯が贈られていましたが、数年後には銀杯に変更されています。また茶器などの杯として作られたものもあります。 記念品としての銀杯は骨董的価値はあまりありませんが、銀自体が価値を持つ金属のため買取を依頼する方も多くいます。

2. 銀杯についての解説

銀杯は100歳の長寿のお祝いや功労者に贈られるものが有名です。表に日本国政府の五七桐花紋、裏に「贈 内閣総理大臣」と記されています。また純銀の刻印が入っていることが多いです。 また勲章や褒章にかえて授与されるものもあります。こちらには菊花紋章が刻まれています。褒章と共に授与される場合は上記の五七桐花紋が刻まれています。勲功の大きさにより銀製・木製に分けられます。さらに三つ重ね一組台付、三つ重ね一組、単杯(1個)に分けられます。

3. 銀杯の歴史

100歳の長寿のお祝いとして贈られる事業は1963年から始まりました。こちらは「長寿を祝い、多年に渡り社会の発展に寄与してこられたことに感謝し、国民が高齢者の福祉についての関心を理解を含める」ことを目的として贈呈されています。 初年度は153人の対象者に贈られましたが、年々対象者が増加していくことから、2003年に銀杯の直径が10.5cmから9cmに縮小されました。その後2014年には対象者が約3万人となったことから、2016年には合金に銀メッキを施したものに変更されました。

4. 銀杯の代表作や作者

  • 銀杯(菊紋)
  • 銀杯(一組・菊紋)
  • 銀杯(桐紋)

5. 銀杯の買取査定ポイント

銀杯自体には骨董的価値はあまりありません。そのため保存状態が良いかが重要となります。特に3つ揃って一組となっているものは全て揃っているか大切です。また箱があると尚良いでしょう。 代表的な査定ポイント
  • いつの時代、どの作者のものか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 保存状態は良好か(変色していない、箱が残っているかなど)
  • 純銀かどうか

6. 銀杯の取引相場価格

賞杯としての銀杯の相場価格は狀態によって変わってきます。こちらは骨董品としての価値はあまりないため、銀としての価値が重要となります。例えばくすみや汚れがある銀杯全23点、1,927gものは約8万円の値がついています。 茶器などとして作られた銀杯はこれより高く、例えば純銀製の燗瓶 銀瓶 銀盃5客セットで約22万円です。箱付きで、かぼちゃの形がデザインされた銀瓶となっています。茶器などの場合は、有名な作者の手によるものであればこれより査定額が上がる可能性もあります。

7. 銀杯の買取についてのまとめ

銀杯は日本では賞杯として贈られているものが有名です。こちらは勲章の替わりや、100歳の長寿のお祝いとして贈られています。こちらは骨董品としての価値はあまりありませんが、名誉な贈りものです。 それ以外は茶器などの銀杯も存在します。こちらは5客などセットで作られているものが多く、輝きが美しいので人気があります。 保存状態の良いもの、有名な作者の作品であれば高額査定の可能性もあります。