銀製品(ぎんせいひん)を高価買取!皇室下賜品の査定ポイントを徹底解説!

1. 銀製品を売りたいお客様へ

銀は古来より貴重な素材として珍重されてきました。銀を使用して作られた銀製品には様々なものが存在します。装飾品としてはもちろんのこと、食器や煙草入れ、茶入れなどの実用品も作られました。特に銀には抗菌作用あるとされ、また見た目も美しいので食器として重宝されました。 骨董品としての銀製品は銀の価値だけでなく、細工の細かさやなども価値に大きく関わってきます。そのため品物によって値段が大きく異なるのが特徴です。

2. 銀製品についての解説

古来よりその美しさから金と同様に貴重な素材として扱われていました。茶壺・香炉・置物・茶器・食器など多種多様なものに加工されています。特にその美しさと抗菌作用から食器に加工されることが多くありました。銀食器は空気中の硫黄分によって黒く変色することが知られており、美品はとても貴重となっています。 近年では銀の単価も上がってきているため、高額で買い取りされる場合もあります。

3. 銀製品の歴史

銀は古来より貴重な金属として扱われ、王侯貴族たちの間で重宝されていました。底歴史は古く紀元前3,000年頃には利用されていたとされます。古代においては金よりも価値が高い時期があり、その輝きの美しさから宝飾品としても加工されることが多くありました。 特に中世のヨーロッパでは新大陸が発見されるまで、慢性的な不足状態にあったようです。 日本最古の銀製品は紀元前300円の遺跡から発見されています。日本では674年対馬銀山が発見されたのが始まりとされています。戦国時代までに各地で銀山が開発されたことにより、日本の銀の産出量は16世紀半ばに増加することとなります。 そのためこれ以降多くの銀製品が作られることとなりました。

4. 銀製品の代表作や作者

  • 銀椀       奈良時代 国宝
  • 銀釵(ぎんさい) 奈良時代 重要文化財

5. 銀製品の買取査定ポイント

銀製品は美術的価値を考慮して買取されるため、必ずしも銀の価格で買取できるとは限らないとされます。銀製品は多岐に渡り、仏像、香炉、置物などが対象となります。 いずれもいつの時代に作られたものか、どの作者の手によるものかなどが査定のポイントとなります。また銀は黒く変色しやすいため、保存状態も重要です。 代表的な査定ポイント
  • どの時代、どの作者の作品であるか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 作者の印・銘などはあるか
  • 保存状態は良好か(変色は無いか、箱が残っているかなど)
  • 大きさはどれくらいか

6. 銀製品の取引相場価格

銀製品は美術的価値などにより価格が異なります。茶道具ですと10~20万円ほどです。縦な純銀製の急須(箱付き)379.5gは約18万円の値がついています。また帖佐美行作の純銀製の銀瓶(箱なし)1053gには約16万円となっています。こちらは文様など細部に至るまで細かな装飾が施されていますが、箱が無いため少し価格が下がったと考えられます。 有名な作家のもので、付属品などもついていればこれより高値になる可能性もあります。

7. 銀製品の買取についてのまとめ

銀は古来より貴重な金属とされていました。その美しさから装飾品や食器など多くのものに加工されています。日本では戦国時代までに各地で銀山が開発されたことから、16世紀頃に最盛期を迎えました。もっとも産出量が多かったのは島根県の石見銀山とされ、現在では世界遺産に指定されています。 銀製品は銀瓶、香炉、急須、食器、置物など様々なものに加工されています。そのため価格は大きく異なりますが、有名な作家のものだと高額査定の可能性があります。