玉器(ぎょくき)を高価買取!皇室下賜品の査定ポイントを徹底解説!
1. 玉器を売りたいお客様へ
玉器とは礼器の一種です。玉製のものや玉で飾った器のことを指します。主に古代中国で祭祀用に使われました。多くは軟玉から作られており、様々な形状があります。器以外にも装身具や腕輪、耳飾りなども作られました。「玉」とは美しい石のことを指し、工芸品の中では重要な意味合いを持ちます。そのため質のよい宝石で作られたものは高値がつきやすくなっています。2. 玉器についての解説
玉器は主に軟玉(翡翠)に彫刻を施した器のことを言います。また器以外にも装身具や装飾品全般を指すこともあります。有名な玉器は台北故宮博物館に収蔵されている「翠玉白菜」です。これは白色と緑色がバランス良く混ざった翡翠を使用し製作されています。そのみずみずしさは本物の白菜と見紛うほどです。 翡翠と聞くと日本では緑色のものが一般的ですが、中国では白色の翡翠のほうが人気が高くなっています。古来より翡翠は重宝されていたことから、玉は翡翠を指す言葉としても使われていたとされます。3. 玉器の歴史
玉器は古代中国で祭祀用に作られたものが始まりとされています。新石器時代に製作が始まり、殷周秦漢代に発展したとされます。器だけでなく、腕輪、耳飾り、首輪、かんざしなどが作られました。これは王が臣下に何かを命ずる際や、貴族間の贈り物として作られたとされます。 日本では中国製の玉器は見つかっていませんが、弥生時代の遺跡から出土したガラス壁が、玉器の系譜をひくと言われています。また縄文時代の遺跡などからも玉器が発見されています、4. 玉器の代表作や作者
- 翠玉白菜 台北故宮博物館蔵
- 動物形玉器 東京国立博物館蔵
- 硬玉製有孔玉器 東京国立博物館蔵
5. 玉器の買取査定ポイント
まずはどの年代に作られたものかが重要です。鑑定書や証明書があれば尚良いでしょう。また保存狀態は良いか、どんな材質で作られているかも重要な査定ポイントです。 代表的な査定ポイント- どの時代の、どんな素材で作られているか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
- 保存状態は良好か(汚れがないか傷はないか)
- 大きさはどれくらいか
6.玉器の取引相場価格
玉器は大きさや素材、時代などで決定されます。例えば翡翠輝石の彫刻品、高さ17.2cm、重さ323gのものですと約27万円の値がついています。こちらは台と共箱がついておりますが鑑定書はありません。また長さ3.2cm、印面縦1.2cm、横0.9cmの「田黄雕辟邪獸鈕印章」には約14万円となっています。 鑑定書などがついていればこれより高値になる可能性もあります。7. 玉器の買取についてのまとめ
玉器は主に古代中国で制作されていた礼器です。器だけでなく、装身具のことも指すため、腕輪や耳飾り、かんざしなども玉器として扱われます。古代中国では王が臣下に、または貴族間の贈り物として使用されていました。 古来より賃料された玉である翡翠で作られたものが多く、見た目にも美しいものが多くなっています。そのため保存状態が良く、美しい翡翠で作られたものは高額査定の可能性もあります。品物の取引相場価格を検索
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