二胡(にこ)を高価買取!楽器の査定ポイントを徹底解説!

1. 二胡(にこ)を売りたいお客様へ

二胡は2本の弦をもつ中国の楽器で、縦に持って優雅に弓を使って演奏し奏でられる音は「最も人間の声に近い音」とも称され中国のバイオリンの異名を持ちます。二胡は材質が高価なものが多く、蛇皮が使われていることかワシントン条約の規制があるため、総じて高額で買取できる傾向にあります。 今回は二胡の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に二胡をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2. 二胡(にこ)についての解説

日本では、二胡のことを「胡弓」と呼ぶこともありますが、実際二胡と胡弓は全く違う楽器です。二胡は擦弦楽器で、日本の弦を間に挟んだ弓で弾きます。琴筒(胴)は六角形か八角形のものが多いですが、円形や楕円形のものもあります。胴には蛇の皮が貼られますが、皮の品質はとても需要で二胡の命とも言われています。皮の模様が均一で目の大きいものが好まれる傾向にあります。 長くのび太棹は、紫檀、黒檀、花琳などの木材で作られ、硬く木の密度が高い方が音色が良いため、50年から100年越しの「老紅木」が最高峰とも言われています。

3. 二胡(にこ)の歴史

二胡に使われる「胡」という文字は、中国では「北方の異民族」「西方の異民族」を指す言葉です。二胡は唐の時代にシルクロード経由で伝来した楽器をルーツに持つと言われています。この頃に遣唐使を通じて日本にも持ち込まれたと言われています。

4. 二胡(にこ)の代表作

「二胡」民音音楽博物館西日本館蔵

5. 二胡(にこ)の買取査定ポイント

  • インド小葉紫檀、紫檀、白檀や象牙など素材自体に高価なものが使われている場合は高額査定がつきやすい傾向にあります
  • 現在も演奏することができるかは楽器としてとても重要です。演奏できない場合買取できないこともあるので一度お問い合わせください。
  • 作者の知名度も重要。名工や人間国宝の作であれば最近のものでも高額査定
  • キズや汚れ・欠け・割れなどがないか。
  • 書や箱が残っていると査定額アップの可能性あり。
  • 蛇の皮がしなやかでしっとりとしており、一つ一つの目が大きいものは査定額アップの可能性があります。

6. 二胡(にこ)の取引相場価格

二胡の取引相場価格は4万円前後です。ただ、インド小葉紫檀老料をメインに使用し、飾りに象牙、本皮ニシキヘビの皮の目が美しい逸品とナルト50万円以上の価格が付くこともあります。

7. 二胡(にこ)の買取についてのまとめ

二胡は民族楽器の中でも其の華奢で優雅な雰囲気からインテリアとしても人気が高い楽器です。蛇の皮が使われるため、現在はワシントン条約の規制があるため、価格は安定して高めで取引されています。 二胡をご自宅にお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。