能面(のうめん)を高価買取!楽器の査定ポイントを徹底解説!

1. 能面(のうめん)を売りたいお客様へ

能面は、日本が誇る伝統芸能の能楽や神楽で用いられる仮面です。 能面は主に装飾品やインテリアとして非常に人気が高く、古いもので銘があるもの、名のある作家が制作したものであれば驚きの超高額査定が期待できる美術品です。さらに、近年の日本ブームに乗り、海外からも需要が非常に高くなっているので、価格は高騰しつつあります。 今回は能面の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に能面をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2. 能面(のうめん)についての解説

能面とは、能楽などで使う仮面のことで、大きく分けると、翁(おきな)、尉(じょう)、鬼神、男、女の5つに分けられます。女、少年、青年は一部をのぞいて其のほとんどが白塗りの厚化粧に引眉で、お歯黒をつけており、能が成立した時代の風俗を反映したものだと言われています。 女の中にも、小面や姥、般若など様々な種類が存在します。 能面のほとんどが檜でできており、稀に楠や桐も使用されています。表面には胡紛が薄く何度も塗り重ねあられ、日本画の顔料や墨で彩色されます。 女面で大きさが縦7寸(約21cm)横4寸5分余(13cm余)の大きさです。

3. 能面(のうめん)の歴史

古の時代から現代に至るまで世界中どこの国にもあらゆる仮面が伝承されており、人々は仮面をつけることによって人格を変身させたり、超能力をつけて神を迎えたり、自身のエネルギーを高めてきたと考えられています。 能面の歴史は能の文化が花開くと同時に室町時代初頭から始まりました。能と能面の文化は応仁の乱や明治維新などで何度も衰退の危機に瀕しましたが現在では独特の様式や芸術性から世界中から高い評価を受け、国内での人気も改めて高まっています。

4. 能面(のうめん)の代表作

重要文化財 女面「増女」江戸時代 東京国立博物館蔵 重要文化財 女面「姥」安土桃山時代 東京国立博物館蔵 重要文化財 女面「般若」江戸時代 東京国立博物館蔵 鬼神面「顰(しかみ)」江戸時代 東京国立博物館蔵

5. 能面(のうめん)の買取査定ポイント

  • 銘があれば高額査定の可能性あり
  • 作者の知名度も重要。名工や人間国宝の作であれば最近のものでも高額査定
  • キズや汚れ・欠け・割れなどがないか。
  • 書や共箱が残っていると査定額アップの可能性あり。

6. 能面(のうめん)の取引相場価格

能面の取引相場は、制作された時代や職人によって大きく異なりますが、ごく新しいもので大量生産されたものでない限り、5万円前後の査定額となるようです。ただ、有名職人の出目満永などの作で江戸前期頃の女面の場合70万円以上で取引されることもあります。

7. 能面(のうめん)の買取についてのまとめ

能面は、以前より大変人気の高い美術品でしたが、近年のクールジャパンの流行に伴い海外から需要も高く、高額な査定が期待できる美術品です。能面の種類は200以上あると言われており、一見見たことがない面であっても高値で買取できることがあります。能面をご自宅にお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。