安政小判(あんせいこばん)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 安政小判を売りたいお客様へ

江戸時代の後期の小判であるため、海外との貿易も始まったことが小判の製造にも影響します。その真っただ中で造られた安政小判は歴史的価値のあるものとして貴重です。海外への流出も多く、残存数も少ない希少な小判でもあります。

2. 安政小判についての解説

たがねによるござの模様、上下に桐紋を囲む扇枠、中央上部に「壹两」下部に「光次」の極印などの特徴は他の小判と同様です。中央に花押、下部の左端に小判師の験極印と吹所の験極印に加えて右上にある刻印は「正」の印になっています。特徴としては、軽量化された天保小判よりもさらに軽くなったことです。慶長小判のときには17.7gありましたが、安政小判では8.97gになり約半分の重さになっています。

3. 安政小判の歴史

安政小判が造られた背景には、米国との貿易が大きく関係しています。銀貨1ドルと天保銀との交換比率を交渉するにあたり、同程度の銀の質量を基準にすべきととの主張が米国側からあり、天保銀の額面は名目上の数字であることを理由に断固拒否を主張しましたが、最終的には譲歩し、銀貨1枚に対して天保銀3枚の割合で取引されることになりました。そうして得た銀を金貨である小判に交換することによって、金の地金としての価値からの利益をもくろんだ米国によって、小判は海外に流出することになったのです。こうした理由での小判の不足から造られたのが安政小判で、安政6年(1859年)に製造が開始されました。しかし依然として金の不足は続いており、天保小判よりもさらに軽い8.97gです。

4. 安政小判の希少価値

もともとの発行数が少なく、また海外への流出もあり、現存する数は決して多くありません。したがって希少性は高めになっています。

5. 安政小判の査定ポイント

状態のよいものかどうかは重要ですが、もともとの希少性が高くまた海外との取引の中、贋作が造られることもあったので、本物であるどうかも査定ポイントとなります。また献上判といわれる質のよいものも高い査定になります。
  • 保存状態のよいものであるか
  • 本物であるか

6. 安政小判の取引相場価格

希少性から高めの相場です。通常の状態でも50万円以上、よいものであれば100万円を超える可能性もあります。献上判の中には500万円といった高値になることもあります。 yahooオークションだと、入札はないですが70万円のものがありました。偽物でも5万円として出ているものもあります。

7. 安政小判についてのまとめ

海外との取引の影響で小判の数も上下し、発行するかどうかを左右するといういかにも江戸後期らしい理由が見られた安政小判です。歴史的価値は非常に高いものですが、もし売却をお考えであれば、古銭専門の業者に依頼され、海外での相場も考慮した適正価格での取引をされるとよいでしょう。