咸豊通宝(かんぽうつうほう)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 咸豊通宝を売りたいお客様へ

中国の清時代に鋳造されたもので、日本では江戸時代(1851年)頃に使用された銭貨です。金種が豊富で大きさもさまざまあり、大型のものであれば高い価格で取引されることもある価値あるものです。ただし近代になってからの模造品も出回っているので、まず本物かどうかの鑑定は必要でしょう。

2. 咸豊通宝についての解説

中国、清王朝の第9代皇帝である咸豊帝の時代に鋳造され、銅銭と鉄銭の2種類がありました。形は円形で中央に正方形の孔があります。大きさは金種と同様さまざまあり、3cm前後のものから5~6cm、中には8cmになるものもあるといわれています。表面には上下右左の順で「咸」「豊」「通」「宝」と描かれており、裏面には五、十、五十、百、千という数字と蛇のような絵がかかれているのが特徴です。貿易の際にまぎれて伝わったといわれています。

3. 咸豊通宝の歴史

寛永13年(1636)に出された鎖国令によって日本人の海外渡航はできなくなり、代わりに長崎のみで外国船の入港を許可しました。ときを同じくして清王朝が中国を統一し、日清貿易が始まりました。このときに流入した銭貨が咸豊通宝です。

4. 咸豊通宝の希少価値

咸豊通宝は清王朝に造られた銭貨として鉄銭と銅銭があり珍しいものです。希少性が高く、オークションなどでの買取価格は常に高めです。また大型のもの、状態のよいものであればさらによい価格になります。

5. 咸豊通宝の買取査定ポイント

近代になって偽造されたものでないこと、状態のよいものであることが重要です。ただし状態がよいものとはいっても素人が勝手にクリーニングした場合、かえってその価値を下げることになりかねないので注意しましょう。
  • 状態のよいものであるか
  • 大型のものであるか

6. 咸豊通宝の取引相場価格

買取相場は状態悪いものでも10000円ほどの査定価格になり、状態のよいものであれば数万円にもなります。大型であれば一般的によい査定がされますが、と同時に状態のよいものであることも問われ、小さくても美しく残っているものであれは数万円の価値になります。 yahooオークションで、入札はないですが数多くの5万円以上の美品が出品されていました。

7. 咸豊通宝についてのまとめ

銅銭と鉄銭の2種あり、状態のさえよければどちらも高めの査定がされる可能性が高い銭貨です。ただし、特に鉄銭は経年による劣化が心配されるので、崩れて価値が下がる前に売却を考えてみることをおすすめします。その際には信頼のおける古銭専門の業者に鑑定を依頼し適正な査定を受けましょう。