盛岡銀判 七匁(もりおかぎんばん ななもんめ)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!

1. 盛岡銀判 七匁を売りたいお客様へ

実際に流通したとされる盛岡銀判 八匁がありますが、こちらの「盛岡銀判 七匁」は試鋳のときに造られたのではといわれています。それだけに希少性はかなりあり、コレクターの間でも注目の貨幣です。

2. 盛岡銀判 七匁についての解説

中央に「七匁」の文字、その右肩には丸枠の「改」の極印、周囲には表裏に丸枠の極印が打たれています。表面は平らで滑らかです。重さは書かれている通りの七匁つまり26.25gだろうと思われますが、現存するものが今のところ1枚で、東京大学経済学研究所で所蔵されているもののみなので、すべてを確認できているわけではありません。形は楕円形で、やや角張った肩の張った形の八匁よりも丸みをおびた形です。

3. 盛岡銀判 七匁の歴史

慶応4年(1868年)に正式に発行され流通を図った盛岡銀判は八匁でした。そしてこの盛岡銀判は七匁であることから、最初の計画では七匁で一両の価値を持たせるつもりだったのではと想像されます。盛岡銀判 八匁が、花降銀とよばれる当時としては最高位の99.5%の純度だったことから、量目についても純度についても、より軍事調達を有利にするためにかなり策を練って取り組まれての鋳造だったのだろうと考えられます。

4. 盛岡銀判 七匁の希少価値

高純度の銀なので貴金属的価値も十分ありますが、盛岡銀判 七匁の価値はなんといってもその希少性にあります。今現在でも現存しているのはたった1枚、東京大学経済学研究所で所蔵されているもののみだからです。

5. 盛岡銀判 七匁の買取査定ポイント

あまりの希少性の高さから、もちろん状態がよいのに越したことはありませんが、本物でありさえすれば十分の価値があるのではと考えられます。

  • 変色や傷みのないよい保存状態か
  • 本物か

6. 盛岡銀判 七匁の取引相場価格

品位の高さからの貴金属としての価値、さらに骨董としての価値で高い査定価格が見込める上に、非常に高い希少性のために、相場価格は天文学的、いくらと公表されていません。博物館所蔵レベルのものです。 現在、yahooオークションでの出品はありませんでしたので、一般的には流通しない古銭と思われます。

7. 盛岡銀判 七匁についてのまとめ

銀判は保存がとても難しく、できるだけ素手で触れない、空気に触れさせない、高温多湿にならないように気を付けるなどの注意が必要です。幸運にも盛岡銀判 七匁が見つかった場合は早々に電話でご相談され、鑑定士とよばれるプロがいるような信用のおける店で鑑定されることをおすすめします。