二字宝永(にじほうえい)を高価買取!古銭の査定ポイントを徹底解説!
1. 二字宝永を売りたいお客様へ
後に鋳造を始める宝永通宝のための試鋳銭です。宝永4年(1707年)に造られました。試鋳銭ですから現存する数は少なく希少価値が高いので、買取価格も非常に高いものになります。ただし模造品と言うこともあり得ます。まずは本物かどうか鑑定を受けるとよいでしょう。
2. 二字宝永についての解説
形は円形で、中央に正方形の孔があいています。銅製で、直径は3.7cmほど。その大きさからか「大銭」とも呼ばれていました。宝永通宝を発行するにあたっての試鋳銭なので、描かれている文字は右左の順で「寶」と「永」のみです。裏面には外側の縁高の部分に「万代通用」と上下右左の順で小さく刻印のように鋳込まれています。
3. 二字宝永の歴史
慶長年間には豊かだった金銀の産出が落ち込み、寛永年間を過ぎたあたりからはかげりが見え始めました。替わって元禄年間に産出量が上がってきたのは足尾銅山、別子銅山を中心とする銅で、その銅を使った宝永通宝を鋳造することになりました。ここに至るまで、幕府は鎖国令をしき金銀の流出を食い止める、寛永通宝の重さを軽量化するなどの措置を講じましたが十分ではなく、結局は新しく京銭座を許可し、そこからの運上金を幕府の財政を支えるものとする必要もあったからです。
4. 二字宝永の希少価値
試鋳銭ですから広く出回ったものではなく、現存する枚数も非常に少ないものです。希少価値は当然高く、査定価格も非常に高いものになっています。
5. 二字宝永の買取査定ポイント
古銭の中では新しい部類に入るものなので、状態はよいものであることを期待されます。しかしその希少性の高さから、あまりよくないものであっても十分満足できる買取価格になることはいよくあります.まず手に入ること自体が稀なことです。
- 割れや欠けのないよい状態のよいものであるか
6. 二字宝永の取引相場価格
買取相場は状態悪いものでも十万円は超え、美品であれば数十万円の査定価格がつきます。とにかく希少なものだけに、交渉次第で思った以上の価格になる可能性もある銭貨です。
yahooオークションだと、入札はないですが極美品の試鋳銭で39万円の価格でした。12500円のものは40ほどの入札がありました。
7. 二字宝永についてのまとめ
宝永通宝の試鋳銭という希少性から高額査定が期待できる楽しみな銭貨です。それだけに保存方法には十分に注意し、状態をよいままで保っておくようにしたいものです。保存に自信がない場合は売却を考えてもよいですが、その際には古銭専門の業者複数に鑑定を依頼し適正な価格で買取りしてもらいましょう。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。

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