急須(きゅうす)を高価買取!煎茶道具の査定ポイントを徹底解説!
1. 急須(きゅうす)を売りたいお客様へ
急須は現代でも一般的に使用されている茶道具です。乾燥させた茶葉を入れ、お茶を注ぐ際に使用します。ヤカンとは異なり、直接火にかけないのが特徴です。急須の原型は中国で発明され、日本へは江戸後期に伝わったとされます。 急須は煎茶道具の中でも重要な位置を占めており、古来より名品と呼ばれるものが数多く残されています。そのためコレクターも多くいる人気の骨董品です。2. 急須(きゅうす)についての解説
急須は乾燥させた茶葉を入れて、お湯を注ぎ入れお茶を淹れるための道具です。主に横手と後手の2つの形があります。取っ手が注ぎ口から見て右側にあるのが横手です。後手は注ぎ口と持ち手が一直線上にあるものを指します。この後手のものを「茶銚(ちゃちょう)」と呼ぶこともあります。流派によってはこの後手のものだけを使用します。 また横手の急須は日本独自のもので、中国では湯沸かしとして用いられていたものを転用したとされます。 急須という呼び方は諸説ありますが、中国の蘇州地方の方言で「酒を温める器」をいう意味からきているとも言われています。 急須は煎茶道具の中でも重要視され、名品が数多くあります。3. 急須(きゅうす)の歴史
急須の原型は中国で発明されました。その他でもお茶を飲む習慣があるアジアの文化圏では古くから使用されています。日本へは江戸後期に上方から江戸へ伝わったとされます。横手の湯沸かしをお茶を出す道具に転用したのは1756年、儒教家・画家であった高芙蓉によるものと言われています。 現在では横手のものを主に使い、こちらを急須とすることが多いです。素材は陶磁器製のものが最も多く、鉄、ステンレス、アルミ、ガラス製なども作られています。4. 急須(きゅうす)の代表作や作者
- 硬質磁器 急須 1896年
- 地釉縄文象嵌急須 1965年頃
- 色絵菊花文方形急須 19世紀
5. 急須(きゅうす)の買取査定ポイント
まずどの年代に、誰の手によって作られたかが重要です。証明書や鑑定書があると尚良いでしょう。また保存状態は良いか、素材は何でできているかも査定のポイントとなります。代表的な査定ポイント
- どの時代の誰の作品であるか(鑑定書があれば尚良し)
- 印があるか
- 保存状態は良好か(欠けがない、箱が残っているかなど)
- 大きさはどれくらいか
- 素材は何でできているか
6. 急須(きゅうす)の取引相場価格
急須は煎茶道具の中でも重要な位置を占めるため、名品であれば数十万~数百万円の値がつくこともあります。 例えば「龍文堂名人大国寿朗製丸形人物漢詩鉄瓶共箱 朱泥急須煎茶道具」と書かれた、龍文堂名人大国寿朗製の急須は約420万円の値がつきました。こちらは幅約16cm 、高さ約17cmのもので狀態が良く、箱が付いています。 また龍文堂名人安之介製の「銀象嵌蓋白肌達磨形鉄瓶」は約150万円です。弦までの高さ約20,0cm、内口径約9,8cm、全幅約18,0cmのもので、保存状態が良く、箱付きものです。 このように人気のある名人がつくったものは、100万円を超す高値になります。7. 急須(きゅうす)の買取についてのまとめ
急須は現代でも一般的に使われている茶道具です。日本へは江戸後期に使わったとされています。良く使われている注ぎ口が正面で、右側に取っ手がついているものを横手といいます。こちらは日本独自の形で、現在でも広く使われています。 煎茶道具としての急須はとても重要な位置を占めるため、古来より数々の名品が生まれてきました。その中でも人気のある作家が作ったものには高値が付く可能性もあります。品物の取引相場価格を検索
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