柳原義達(やなぎはら よしたつ)を高価買取!彫刻作家の査定ポイントを徹底解説!

1. 柳原義達を売りたいお客様へ

柳原義達は近現代日本彫刻家の一人に挙げられています。裸婦立像や鳩像などの作品でしられ、佐藤忠良、舟越保武らと共に戦後の日本彫刻界を牽引してきて彫刻家です。ロダンやその弟子、ブールデルの作品に触れたことで彫刻に転向し、東京美術学校彫刻科在学中に国画会展にも出展しています。依頼で鳥の作品を制作したことがきっかけで、鳥に大きな関心を抱くようになり、カラスやハトをモチーフとして作品を多く残しました。 現代でもなお注目されている作家の一人です。

2. 柳原義達についての解説

柳原義達は兵庫県生まれの日本の彫刻家です。当初は日本画を志していましたが、ロダンやブールデルの作品に触れたことで彫刻に転向します。朝倉文夫に師事し、文展入選や国画会受賞を果たします。43歳の時に4年間渡仏したのをきっかけに、アカデミックな作風から脱却するように制作に没頭しました。この時出会ったジャコメッティやリシェ、マリーニなどの彫刻家の作品は、柳原義達に大きな影響を及ぼしたとされています。 その後、動物愛護協会から鳥の作品を依頼されたのを機に、鳥に大きな関心を抱くようになります。その後はハトやカラスの作品を多く制作し、独自の造形表現を切り拓いていきました。

3. 柳原義達の歴史

柳原義達は1910年兵庫県神戸市に生まれます。初めは日本画を志していましたが、ロダンやブールデルの作品に触れたことで彫刻へと転向。1936年に東京都美術学校彫刻科を卒業します。在学中から国画会展にも出品しています。1939年には佐藤忠良、舟越保武らとともに国画会を退会し、新制作派協会に合流します。そして1952年43歳のとき、渡仏しジャコメッティやリシェ、マリーニなどの彫刻家の作品に触れ、影響を受けます。帰国後の1956年には高村光太郎賞、1974年中原悌二郎賞大賞などを受賞します。1970年日本大学芸術学部主任教授となり1996年文化功労者に選ばれました。

4. 柳原義達の代表作や作者

「犬の唄」   1959年 「平清盛像」  1968年 「道標・鳩」

5. 柳原義達の買取査定ポイント

まずは柳原義達の真作であるかどうかが重要な査定ポイントです。また箱は残っているか、保存状態は良好か、素材は何かなどの一般的な骨董品の査定ポイントもあてはまります。 代表的な査定ポイント
  • 柳原義達の真作であるか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けがない、箱が残っているかなど)
  • 大きさはどれくらいか

6. 柳原義達の取引相場価格

柳原義達の作品は大きさや素材などによって価格相場が変わってきます。たとえば高さ52cmのブロンズ像「翼をまとった裸婦像」には約21万円の値がついています。こちらは翼をまとった裸婦が、右手に小鳥を乗せ、左手に葉を持っている姿を描いています。木製の台座がついており、台座部分に、「YANAGIHARA」のサインがあります。 あまり市場には出ませんが、同じ大きさで箱付きであればさらに高値の可能性もあります。

7. 柳原義達の買取についてのまとめ

柳原義達は戦後日本を代表する彫刻家の一人として数えられています。佐藤忠良、舟越保武らと共に戦後の日本彫刻界を牽引しました。渡仏中に鳥の制作を依頼されたことから鳥に大きな関心を抱き、鳥を主題とする作品を多く残しました。カラスやハトをモチーフとした独自の造形表現は、今も人々を魅了しています。 そのため真作であれば高額査定の可能性もあります。