瓶子を高価買取!壺の査定ポイントを徹底解説!

1.瓶子を売りたいお客様へ

瓶子は先がすぼんだ小さい容器で、形状は一般的な壺と似ています。ただ、用途は大きく異なっており、主に御神酒を入れる際に使用されます。神事には欠かせない品であり、今なお様々な瓶子が流通しています。一方でコレクターがいるためか、アンティーク品としての価値も高くなっており、ものによっては高額取引されているのが特徴です。

2.瓶子についての解説

瓶子は上部が細く、中胴辺りが大きく膨らんでいます。一方でサイズは様々で、小さいものは高さが数センチ程度しかありません。一方で大きなものは70センチ近くにもなり、一見すると普通の壺のように見えるのが特徴です。

3.瓶子の歴史

瓶子の明確な起源や発祥などは明らかになっていません。しかし、日本では古くより使われており、中世頃には神事などの儀式に用いられていました。現在は清酒を入れる容器にもなっていますが、今でも様々な時代の瓶子が遺跡跡などから出土しています。

4.瓶子の代表作や作者

瓶子はあらゆる年代で使われてきましたが、特に有名なものは古瀬戸様式の瓶子です。古瀬戸様式は、平安~室町時代にかけ、愛知県で生まれた陶器の種類です。古瀬戸瓶子とも呼ばれており、昭和初期に岐阜県の白山神社周辺から出土しました。一部は国の重要文化財に指定されています。非常に珍しい形状の瓶子で、保存状態が良ければ数十万円の価値があります。

5.瓶子の買取査定ポイント

瓶子を業者に買取してもらうなら、汚れは綺麗に落としておきましょう。基本的に汚れたものは価値が低く、買取価格も下がる場合があります。また、割れ・欠けのある瓶子は値が大幅に下がります。他にも生産された場所や装飾の有無など、希少性・芸術性が査定に影響します。
  • 汚れ具合
  • 割れや欠けがあるか
  • その他産地や装飾の有無など

6.瓶子の取引相場価格

瓶子は取引相場も高い骨董品です。価値が低いものに関しては1つ千円~2千円程度まで値が下がりますが、平均1万円程度の価格で取引されています。状態によりますが、業者の買取でも数千円が期待できるでしょう。 特に希少な年代の瓶子であれば、単体でも数万円の価値が見込まれます。状態が良い数百年前の瓶子であれば、数十万円の価格が付く可能性も否定できません。現に古瀬戸様式の瓶子は数十万円の価値があるとされています。自宅に眠る瓶子が、それに匹敵する可能性もゼロではありません。

7.瓶子の買取についてのまとめ

御神酒を入れるために使われる瓶子は、歴史を遡れば古い時代から存在します。このため、年代物の瓶子も時折見受けられ、中には非常に希少価値が高いものもあります。逆に価値が千円程度の瓶子も少なくないですが、数が膨大な以上、価値の上限は青天井と言えます。ただし、保存状態が重要な骨董品のため、汚れや割れ・欠けなどには気を付けましょう。