江戸和竿(えどわさお)を高価買取!木工品・竹工品の査定ポイントを徹底解説!

1. 江戸和竿を売りたいお客様へ

江戸和竿は、自然の竹をつぎはぎして作る、日本古来の釣竿です。 伝統工芸品の江戸和竿の特徴は、どんな魚にも対応できるという多様性です。天然の竹がいくつも連なった状態でご自宅に眠っているものがあれば、江戸和竿かもしれません。江戸和竿は今なお釣り好きの人たちを魅了し続ける伝統工芸品で、高値で売却できる可能性があります。 今回は江戸和竿の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に江戸和竿をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2. 江戸和竿についての解説

江戸和竿は、江戸時代の日本で作られていた竹の釣竿です。現在でも、江戸時代からの流れを汲んだ職人が制作を続けています。天然の竹で作られる「継ぎ竿」である江戸和竿の最大の特徴は、あらゆる種類の魚に応じた竿が存在するということ。これは、江戸という大都市で様々な人のニーズに応えるためと、季節によって様々な釣りを楽しむ江戸の釣り文化が大きく関係していると言われています。 一般的に、古い時代の江戸和竿は装飾されておらず、時代の新しいものほど美しく華麗な装飾がされている傾向にあります。

3. 江戸和竿の歴史

江戸和竿がいつ頃から作られたのか、詳しいことは未だにはっきりとしていません。江戸和竿が登場する最も古い文献は、1723年に書かれた日本初の釣りの本。ここに、何種類がの竹を組み合わせた継ぎ竿として江戸和竿が紹介されています。 その後、江戸和竿は職人たちの手によって発展を極め、江戸和竿の需要は昭和初期から戦後にかけてピークを迎えます。 戦後からは、グラス竿やカーボン竿の登場によって急速に需要が少なくなり、現在は江戸和竿を作れる職人も非常に少なくなっています。

4. 江戸和竿の代表作

「江戸和竿」中川船番所資料館(東大島)

5. 江戸和竿の買取査定ポイント

  • 現在も使用できる状態であること
  • 作者や制作された場所が分かると高評価
  • 作者の知名度も重要 「邦一作」「初代東正作」などは高額査定
  • 汚れ・欠け・割れなどがないか
  • 付属品の有無 箱や説明文などが一緒に残っていると査定額アップ

6. 江戸和竿の取引相場価格

江戸和竿の取引相場は15000円前後となっています。しかし、人気の職人の作で美品の竿の場合は、5万円以上の値がつくことも珍しくありません。実用性が求められる工芸品でもあるので、状態がいい方が査定額が高くなります。

7. 江戸和竿の買取についてのまとめ

江戸の繁栄を今に伝える昔ながらの釣り道具「江戸和竿」。骨董品としても、実用品としても人気があります。釣りをしない人にとっては、使い方や今も使えるものなのかわからないかもしれませんが、査定に出せば思わぬ高額査定がつくことがあります。ご自宅に江戸和竿をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。