骨董品の種類について知りたい方必読!どんな骨董品のジャンルがあるの?

1. 骨董品にも種類がある。骨董品として知られているものとは?

ひと言に骨董品といっても、さまざまな種類があります。骨董品と聞くと、「絵画や陶磁器の作品の中でも古い時代に制作されたもの」という漠然としたイメージしか持っておられない方もいらっしゃるでしょう。 日本における骨董品の定義は曖昧ですが、美術品をはじめ、工芸品や手工芸品など幅広い分野が骨董品の種類に含まれています。 現在、日本で知られている骨董品の種類としては絵画や陶磁器のほか、茶道具や刀剣類、古書・古銭・小切手、さらには象牙やおもちゃなどが存在します。 中には、「家に古い物がたくさんあるけど、ガラクタなのか骨董品なのか見分けがつかない」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。そこで次に、どのようなものを骨董品と呼ぶことができるのかを知るために、骨董品の種類についてそれぞれ詳しくご紹介します。

2. 骨董品と呼ばれる絵画の種類について

骨董品と呼ばれる絵画にも、多くの種類が存在します。まず、日本画と洋画に大きくカテゴリー分けすることができるでしょう。また、水彩画や油絵、版画や切り絵、そして水墨画などのように細かく分類することが可能です。 日本画とは、日本の伝統絵画の総称です。明治時代以降に生まれた「日本画」という名称は、海外の油彩画とこれまで日本で制作されてきた作品を区別するために用いられました。「日本人が描く作品は素材のいかんを問わずすべて日本画である」という見解もありますが、一般的には、「日本の伝統的な素材と技法を使用して制作された作品」のことを指して日本画と呼びます。 日本画では絹や紙、木や漆喰などの素材に、岩絵具や墨、胡粉や染料といった天然絵具を用いて絵が描かれ、膠(にかわ)を溶かした膠液が絵具の定着剤として使用されています。 一方、洋画とは西洋で発達した素材と表現技法を用いて描かれた絵画のことです。パステル画なども含まれますが、多くの場合、洋画という名称は主に明治時代以降の油絵のことを指して用いられます。 水彩画とは、水彩絵具で描かれた絵画のことです。水彩画で用いられる絵具は顔料にアラビアゴムが加えられたもので、ウィリアム・ターナーやポール・セザンヌなどが水彩画の名手として知られています。 油絵とは、油絵の絵具により描かれた絵画のことです。土や花、動物の骨などから作られた顔料に油が混ぜられた絵具が用いられています。透明に近いほど薄く溶いた絵具を重ねていくグレーズ技法をはじめ、半透明の絵具を重ねて描くスカンブル技法やグラデーション技法、絵具を厚く塗り重ねて筆致を際立たせるインパスト技法など、さまざまな表現技法が使われています。 紙の描線を切り抜いて作り上げる切り絵に対して、版画は木や銅板の表面を彫ったり削ったりし、そうして描画した版を重ねて完成させた作品のことをいいます。リトグラフやシルクスクリーンも版画に属しており、同じ作品を数多く制作することができます。 また、水墨画とは墨絵とも呼ばれており、墨で描かれた線や墨の濃淡などを表現技法として用いた絵画のことを指します。中国・唐の時代に確立され、鎌倉時代中頃に日本にもたらされました。

3. 特徴によって分けられる 陶磁器の種類

骨董品の種類の中でも、メジャーな存在である陶磁器。産地や種類によって特徴が異なる陶磁器ですが、主に「陶器」「磁器」「炻器(せっき)」の種類に分けることができます。 陶器とは、耐火度が高く吸水性のある粘土の素地に釉薬をかけて焼成し、浸透性を防いだ器のことです。「土もの」と呼ばれ、叩くと鈍い音がします。陶器と呼ばれる器の中には、素陶器と精陶器が存在します。鉄などを含む有色粘土を用いて作られた素陶器は素地が粗く、楽焼などが有名でしょう。また、精陶器として日本では唐津焼や益子焼が有名ですが、白い粘土に石灰質等を混ぜ、高温で焼成した後に釉薬をかけて仕上げた器のことをいいます。 磁器は、ガラス質で吸水性がありません。硬いので薄く作ることができたり、絵付けをしやすかったりという特徴があります。また、叩くと金属音がし、太陽の光にかざすとわずかに光を通す透光性があります。陶石を砕いて水を混ぜ、粘土状にしたものを素地としており「石もの」とも呼ばれていますが、有田焼や九谷焼、清水焼や伊万里焼などが代表的だといえるでしょう。 炻器とは陶器にも磁器にも属さない中間の器で、吸水性はほとんどなく叩くと磁器のような金属音がしますが、透光性はありません。 

4. 骨董品とみなされる古書・古銭・古切手とは

骨董品の種類には、古書や古銭、小切手なども含まれます。 古本とは違い、古書は骨董品の種類に数えられます。どちらも新本に比べると古い本であることには違いありませんが、古書は「すでに絶版になってから時間が経過した本で、一般の書店では入手が難しいもの」のことをいいます。なお、絶版になってからそれほど時間が経過していないものは、古書ではなく古本に分類されます。 古銭は、「現在使用することができないお金」と一般的に定義されています。しかし、現在発行されてはいないものの使用可能なお金の中には、古銭と認められるものとそうでないものとが存在します。一応の定義はありながらも、実際には個人の主観が古銭であるかどうかを左右するといえるでしょう。 古切手の一般的なイメージは「昭和以前に発行された切手」で、現在では販売も流通もしていない切手であるとされています。しかし、骨董品の種類の一つとして扱われる古切手は、「50年から100年以上も前に発行された切手」だといわれています。発行枚数が限定された切手など、その希少性の高さや発行年が古いもの、そして経年劣化の具合などにより骨董品としての価値が異なるという特徴があります。

5. 骨董品として扱われる刀剣・武具の種類とは

刀剣や武具も骨董品の種類に含まれており、骨董品買取店や美術品買取専門店などで買取されています。 日本古来の方法で製造された日本刀のことを刀剣という場合が多いですが、海外で製造されたものも刀剣に属するとされています。日本刀とは平安時代末期以降に製造された、反りのある刀剣のことです。太刀や脇差のほかにも、短刀や槍、長い柄の先に刃を付けた薙刀(なぎなた)などの種類があります。 骨董品の種類の一つである武具は歴史的軍装品のことを指し、戦いの際に使用された道具や武器の総称のことです。武具には甲冑や鎧、兜といった軍装品のほか、刀剣も含まれます。また、一般的には軍旗や軍配団扇も武具に属するとされています。日本の武具はもちろん、海外の武具も骨董品として買取されています。

6. 骨董品として取引されている象牙

意外に思われるかもしれませんが、希少価値の高い象牙から作られた美術品も骨董品の種類の一つに数えられます。ゾウの切歯である象牙は、一本牙としてそのままの状態で装飾品になる場合もあります。 また、加工がしやすい象牙はネックレスブローチなどのアクセサリーや彫刻品として、さらには茶道具や数珠、麻雀碑や印鑑を作るために用いられています。 現在ではワシントン条約の締結により、象牙・象牙製品の国際的な取引は原則上禁止されています。輸入禁止となった象牙は、骨董品の種類の中でも価値のあるものとなっています。 

7. 骨董品とは違う?アンティーク品とは

アンティークとは、フランス語で骨董品を意味します。 最初に述べたように日本における骨董品の定義は曖昧で、アメリカやそのほかの諸外国ほど明確にはされていません。アメリカでは「通商関税法」によって骨董品の定義が定められており、「制作されたときから100年経過した工芸品や手工芸品、そして美術品のこと」を骨董品と呼びます。 ヨーロッパ諸国でもアメリカ同様、「作られた時点から100年以上経過した工芸品や美術品」のことをアンティークと呼んでいます。 しかしながら、「骨董品」と「アンティーク」はまったく同じではありません。アンティークとは19世紀末期の頃に制作された、外国製の物品に対して用いられるのが一般的です。 近年ではさまざまな物品に対して「アンティーク」という言葉が使用されていますが、主に古い家具に使用されることが多い言葉だということを覚えておくことができるでしょう。

8.まとめ

曖昧な印象のある骨董品。今回はそんな骨董品の種類についてご紹介しました。絵画や陶磁器など世間でもよく知られている骨董品から、象牙や古切手なども骨董品の種類に含まれていることがわかりました。買取コネクトでは、どの品目においても高価買取を実現する、骨董品専門の買取業者をご紹介しております。ご自宅に眠っている骨董品がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。