ヘレンド(HEREND)を高価買取!洋食器の査定ポイントを徹底解説!

1. ヘレンドの食器を売りたいお客様へ

ヘレンド(HEREND)は世界各国のロイヤル・ファミリー御用達の名陶です。華やかな装飾が特徴で、日本でも愛好家が多く存在し、高額査定が期待できる美術品です。今回はヘレンド(HEREND)の食器の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅にヘレンド(HEREND)の食器の食器をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2. ヘレンドの食器についての解説

ヘレンド(HEREND)は、ハンガリーにある陶磁器ブランドです。ハンガリーの小さな村で始まった窯ですが、のちにドイツのマイセンやフランスのセーブルと肩を並べるほどの高級陶磁器窯としれその名が知られるようになりました。ヘレンド(HEREND)の装飾的で、かつ時代のニーズに合わせた芸術性の高い陶器は高い職人技術よって作られています。ヘレンド(HEREND)の陶磁器の魅力は、バロック・ロココ様式と中国や日本など、東洋らしい様式を巧みに取り入れていること。 特に、「西安の黒」と呼ばれる、黒地に極彩色の中華風の花を散りばめたシノワズリは現代でも大人気となっています。

3. ヘレンドの食器の歴史

ヘレンド(HEREND)の食器の歴史は、1826年、ハンガリーの首都ブタペストから車で2時間のところにある小さな村、ヘレンド(HEREND)村で始まりました。16世紀からマヨルカ陶器などを産出していた焼き物が盛んな地域でしたが、ヘレンド(HEREND)窯は海外から卓越した技術をもつ職人を招き、発展を続け、1842年には帝室・王室御用達のヘレンド(HEREND)磁器製造所となりました。ヘレンド(HEREND)の名を世界に轟かせたのは1851年のロンドン万博。イギリスのヴィクトリア女王はヘレンド(HEREND)の陶器に魅了され、ウィンザー城のためのディナーセットを発注しました。その後のパリ万博ではナポレオンの娘ウジェーヌが「インドの華」のディナーセットを購入し、ヨーロッパ貴族の間ですっかり人気が定着しました。

4. ヘレンド(HEREND)の食器の代表作

色絵金彩「ヴィクトリア」文ティーセット 1850年頃 ヘレンド(HEREND)磁器美術館蔵 色絵金彩「ゲデレー」文ティーセット 1875年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵 色絵金彩ビーダーマイヤー様式花綵文ティーセット 1850年頃 ハンガリー国立博物館蔵

5. ヘレンドの食器の買取査定ポイント

  • シノワズリー(中国風)のものは高額査定の可能性あり
  • 「西安の黒」「西安の黄」などの中華風ティーセットは超高額査定
  • バロック・ロココ様式のものは高額査定がつくことも
  • 汚れ・欠け・割れなどがないか。
  • カップアンドソーサーなどはフルセットで査定へ
  • 食器類はフルセットでないと査定が大幅に下がることも。
  • 販売時の共箱があると査定額アップ

6. ヘレンドの食器の取引相場価格

ヘレンド(HEREND)の食器の取引相場価格は1万円ほどとなっていますが、特に近年の日本で人気が高いのは、「西安の黒」と呼ばれるシリーズ。ティーセット完品であれば30万の価格がつくことも珍しくありません。西安シリーズの花瓶やティポットは、単体でも15万前後の価格になる可能性が高いです。

7. ヘレンドの食器の買取についてのまとめ

ヘレンド(HEREND)は、骨董好きの人たちの中では、非常に人気が高いブランドです。驚くほどの超高額査定になることもありますので、ご自宅に不要なヘレンド(HEREND)の食器をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。