花瓶(かびん)を高価買取!洋食器の査定ポイントを徹底解説!

1. 花瓶を売りたいお客様へ

骨董品、インテリアとして非常に人気が高い花瓶は、高額査定がつきやすい美術品でもあります。また、同じ陶磁器やガラス製品のカップなどの小さいものと比べるとサイズが大きめの花瓶は高値になりやすく、ご自宅に眠っているものがお宝だった!というケースが少なくありません。 今回は花瓶の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に花瓶をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2. 花瓶についての解説

花瓶は、インテリア製品や骨董品の中でもその大きさや色や形、模様や材質などが多様性に富んでいます。多くの花瓶は、挿した花が美しく見えるようにデザインされていますが、その様式によって活けられる花の印象を左右することから、花と花瓶をうまく選ぶことこそセンスの良さの象徴とされてきました。 国内のものでは古伊万里や備前などが、海外のものだとマイセンやエミール・ガレ、バカラなどの花瓶は愛好家が多く、常に高額で取引されています。

3. 花瓶の歴史

花瓶の歴史は国によって様々で、日本では最初は仏教儀式に使う仏具の道具として始まり、のちに茶道の茶室を彩るインテリアとして重宝されていました。ヨーロッパではさらに歴史が古く、古代ギリシャの遺跡からはオリンピックの様子を描いた花瓶が発見されています。

4. 花瓶の代表作

国宝「飛青磁花瓶」南宋時代 石橋文化センター蔵 国宝「青磁下蕪花瓶」 一口 南宋時代

5. 花瓶の買取査定ポイント

  • 金・象牙など素材が高価なものは超高額査定の可能性あり
  • 金重陶陽、柿右衛門などが作った花瓶は超高額査定の可能性あり
  • 汚れ・欠け・割れなどがないか。
  • 共箱、二重箱、銘、サインなどがあると査定額アップ
  • 製作者が人間国宝や名工だと査定額アップ
  • エミール・ガレ、マイセン、バカラなどの有名窯のものも高額査定の可能性あり

6. 花瓶の取引相場価格

花瓶の取引相場価格には非常に幅があるので、一概には言えませんが、驚くほどの高額査定になる花瓶というのが稀に存在します。 例えば、純金製の徳力宗道作の花瓶には400万近い値段がついたという事例があったり、人間国宝の酒井田柿右衛門、藤本能道、徳田八十吉などの作品になると200万円ほどの価格になることも珍しくありません。 また、マイセンの花瓶やルネ・ラリック、バカラの花瓶は50万ほどの査定額になることがあります。

7. 花瓶の買取についてのまとめ

一口に花瓶といっても、花瓶は本当に多様性に富んだ美術品なので様々なものが存在します。一見古ぼけた地味な花瓶でも、わびさびを表現した高額なものだった、というケースもあるのが花瓶の面白いところです。ご自宅に不要な花瓶をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。