KPMベルリンを高価買取！洋食器の査定ポイントを徹底解説！

1.KPMベルリンを売りたいお客様へ

KPMベルリン(ベルリン王立磁器製陶所)は、フリードリヒ大王により設立された工房です。今となっては珍しい手作業を貫いているメーカーで、製造されている陶器の絵柄は全部フリーハンドで描かれています。その品質は世界的に高い評価を得ており、15万を超えるバリエーションを持っています。2つと同じ製品が存在しないため、どの陶器も高値が期待できます。

2.KPMベルリンについての解説

KPMベルリンは食器の他にも花瓶やフィギュリンなど、幅広い製品を製造しています。時代の変遷とともに絵柄も変化していますが、モダンで格式高いデザインは今でも受け継がれています。ロココ調やアールヌーボー・アールデコなど幅広い装飾を見られるのも魅力です。

3.KPMベルリンの歴史

KPMベルリンの歴史は古く、設立は1763年にまでさかのぼります。ブランドロゴとして、当時から格式高さをうかがわせるブランデンブルク候の紋章が刻印されています。時代によって様々な作品が作られており、現在も進化を続けています。

4.KPMベルリンの代表作や作者

KPMベルリンでは多様な作品が生み出されましたが、中でも代表的なものがロカイユとクアランドの2作品です。ロカイユは曲線を用いた美しい装飾で、ヨーロッパで19世紀頃に流行したことからアンティーク品も多数あります。一方のクアランドは長い歴史を持つシリーズで、作品によって価値が変わりますが、飽きがこないデザインに仕上げられています。

5.KPMベルリンの買取査定ポイント

KPMベルリンの査定に影響を与えるのは、コンディションと割れ・欠けの有無です。汚れたもの・色褪せたものは価値が低くなるため注意が必要です。しかし、割れ・欠けたものは価値が極端に低くなり、買取できない可能性もあります。なお、KPMベルリンは年代により価値が変わります。可能な範囲で確認しておくと良いでしょう。

• コンディション(汚れや色褪せの有無)
• 割れや欠けは無いか
• 製造年代により価値が様変わりする

6.KPMベルリンの取引相場価格

KPMベルリンの取引相場は幅広く、製造年代などによって数千円～数十万円と、価値が大きく変動します。特にアンティーク品は価値が非常に高く、中でも陶板画は単体で数十万円～100万円以上の価値が付く場合もあります。 定番シリーズであるロカイユは3千円～5千円前後ですが、ティーポットなどは数万円が期待できます。クアランドも同様に、カップ&ソーサーで1万円前後です。ただ、いずれも長く作られていますので、年代が古いアンティーク品に関しては価値が跳ね上がる可能性があります。

7.KPMベルリンの買取についてのまとめ

18世紀中頃より続くKPMベルリンは、現在までに15万以上のパターンを生み出しており、様々な作品を作り出してきた実績があります。その時代に合わせてデザインが変化しているのも魅力です。現行品の買取相場は数千円～と、決して高い訳ではありませんが、アンティーク品は価格が高騰します。いずれにせよ、業者の査定を受けてみるのが良いでしょう。